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なぜ物理を苦手に感じてしまうのか?具体的な勉強法やおすすめの問題集も紹介!

なぜ物理を苦手に感じてしまうのか?具体的な勉強法やおすすめの問題集も紹介!

物理の勉強をさせるにあたって、子供の苦手意識がなくなる方が勉強しやすくなるのは確かです。

 

物理に対しての意識を苦手からポジティブな方へ移行できると、勉強も苦ではなくなるでしょう。この項目では、子供の物理への苦手意識をなくすための勉強法を4つ解説します。他の苦手な教科にも当てはまることもあるため、ぜひ参考にしてみてください。

まずは簡単な参考書で勉強する

まずは、子供のレベルに合った参考書を勉強させてみることです。学校で使用している教科書や参考書が理解しづらいのであれば、やさしい言葉で書かれている参考書から始めさせると良いでしょう。

 

難しい参考書から始めては物理への苦手意識を増幅させてしまう可能性が高まります。物理を理解する第一歩は、ハードルの低い簡単な参考書から始めましょう。

 

あくまで大事なのは、物理を「理解する」ことです。いきなりひとつの問題に複数の公式を使うような難易度の高い問題を解いても、ひとつひとつの公式の理解がおろそかになってしまう可能性が高くなります。

簡単な問題の演習を繰り返し行う

簡単な参考書で理解することができたら、簡単な問題の演習を繰り返し行わせましょう。ひとつの問題に複数の式を使うような問題ではなく、ひとつの問題にひとつの公式を使うような問題を繰り返すと良いです。

 

簡単な問題を繰り返すことで、それぞれの公式への理解が深まり、子供が問題に対して慣れていくことができます。

 

また、物理が苦手という得体の知れない恐怖感をなくすために、小さな成功体験を積んでいくことで、苦手意識が薄れていくでしょう。

図を描いて視覚的なイメージを明確にする

物理の問題を解くには、イメージするということが欠かせません。とはいえ、内容を頭の中でイメージしながら考えるのは難しいことです。頭の中だけで公式をぐるぐると考えていてもこんがらがってくるだけでしょう。

 

そこで、「図を描く」ということが有効となります。問題文に書かれている情報を簡単に図に起こすことで、一気にイメージしやすくなり、問われていることが明確になるため、使用する公式が分かるようになるでしょう。

ポジティブな言葉を口に出してみる

物理に対して苦手意識を持つ理由のひとつに、ネガティブな言葉を発してしまっていることがあります。物理は難しくて理解しがたいので、ついつい保護者でさえ、ネガティブな言葉を発してしまうこともあるでしょう。

 

どの教科でも同じですが、勉強には、多少なりともやる気が必要です。子供のやる気を出すためには、子供自身の精神をコントロールすることが大切になります。

 

ポジティブな言葉を発して、物理に対してポジティブな印象を持てるようにしましょう。

苦手な物理を勉強するためのおすすめの問題集

苦手な物理を勉強するには、簡単で理解しやすそうな問題集から始めさせたいところです。でも、どの問題集が難しくて、どの問題集が簡単かは購入する前だと分かりません。

 

そこでこの項目では、苦手な物理の勉強をするためのおすすめの問題集を2つ紹介します。

数研出版「実戦 物理重要問題集 物理基礎・物理」

数研出版の「実戦 物理重要問題集 物理基礎・物理」は、過去の入試の良問を集約している参考書です。「物理基礎」と「物理」の内容のほか、問題の解き方や注意点、テクニックを掲載しています。

 

標準問題であるA問題、応用力を高めるB問題とレベル分けされていますので、子供の現在のレベルに合わせて演習問題を解くことができるでしょう。また、「必解」印をつけることで、効率よく勉強できるようになっています。

 

本書のページ数は152ページですが、別冊解答編は本書を超える168ページと詳しく説明されていますので、大きくレベルアップが見込めるでしょう。

学研プラス「宇宙一わかりやすい高校物理 力学・波動」

学研プラスの「宇宙一わかりやすい高校物理 力学・波動」は初心者にうってつけの参考書です。ゆるいキャラクターたちが物理の基礎から難問まで解説してくれます。

 

左ページには説明、右ページには図解が記されている仕様です。図解によって、物理に必要なイメージがしやすくなっています。

 

ページ数は508ページと大容量ですが、図解によって分かりやすくなっているため、サクサク読める仕様です。

 

別冊に確認問題もついていますので、解く力も身に着けられるようになります。また、同じシリーズに「宇宙一わかりやすい高校物理 電磁気・熱・原子」もありますので、物理全体を勉強させたい時は、参考にしてみてください。

苦手を克服して物理の成績を向上させよう

物理は、「理解」や「イメージ」が大事です。要点さえつかめれば、子供は物理が楽しいと思えるでしょう。

 

物理の苦手意識はすぐに拭えないですが、成績が上がれば、やりがいも感じられるでしょう。苦手を克服するのは難しい可能性がありますが、ぜひ物理の勉強に取り組ませてみてください。

 

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