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国公立大学入試の流れとは?試験科目や2022年度の日程についても紹介

国公立大学入試の流れとは?試験科目や2022年度の日程についても紹介

二次試験は、大学ごとに行われる個別学力試験です。試験の内容は、同じ大学・学部であっても前期日程と後期日程で異なることが多いです。

 

前期日程では、一般科目の試験が行われることが多いです。一方、後期日程では小論文や面接を中心としたところが多くなります。

 

次に、前期日程と後期日程の科目の傾向について詳しく説明します。

前期日程は一般科目の試験

前期日程では、一般科目の試験が行われることが多いです。外国語・数学・国語・地理歴史・公民・理科の中から2~3教科が課されるパターンが一般的です。課される教科は文系と理系で大きく違います。

 

また、東京大学などの一部難関大学では、4教科を課すところもあります。

文系学部

二次試験の個別学力検査では、入学後に専門分野を学ぶ上で必要な科目を課す傾向があります。そのため、国公立大学の文系の学部では、一般的に国語・数学・外国語・地理歴史・公民の中から2~3教科が課されることが多いです。

理系学部

国公立大学の理系学部の二次試験は、数学・理科・外国語などの中から2~3教科が課されることが多いです。文系学部と同じく、入学後に学ぶ分野に必要な科目が課せられます。

後期日程には小論文や面接も

後期日程では、前期日程に比べて1~2科目減らすパターンが多いです。一般科目の試験だけでなく小論文や面接などを課すところもあります。

 

また、後期日程では二次試験を行わず、共通テストの得点と調査書だけで合否を決める大学もあります。

2段階選抜では共通テストの成績が重要

国公立大学の一般入試では、2段階選抜という制度を取っているところもあります。これは、共通テストの成績で二次試験の受験者を事前に選抜し(第1段階選抜)、一定の基準を満たした受験者のみが二次試験を受けられるという制度です。

 

2段階制度を取っているかどうかは大学によって異なりますが、志願者がある一定の倍率以上になった場合に第1段階選抜を行う、という大学が多いです。そのため、共通テストの成績によっては二次試験を受けられないこともあります。

 

国公立大学を志望する際には、共通テストの成績が重要です。まずは共通テストで子供がしっかりと得点を取れるようサポートしましょう。

共通テストと二次試験の配点の例4つ

共通テストや二次試験の点数は、そのまま使われるわけではありません。一般的に、入学後に学ぶ分野に関連する教科の配点が高くなります。例えば理系学部では数学や理科の配点が、文系学部では国語や外国語の配点が高くなることが多いです。

 

共通テストと二次試験の配点については、大学や学部ごとに設定がされています。入試科目だけでなく、配点によっても受験対策が変わるので、志望する大学の配点比率をきちんと確認しておく必要があります。

 

次に、共通テストと二次試験の配点について、4つの例をあげて説明します。

1:特定の科目が傾斜配点になっている場合

まずは、特定の科目が傾斜配点になっている場合です。傾斜配点とは、特定教科の点数に一定の倍率を掛けて、配点を高くしたり低くしたりすることです。

 

例えば理数化学系の学部の場合、共通テストの外国語、国語、地理歴史・公民を100として、理科200、数学500、二次試験は数学のみで1000という数学が重視された配点になるところもあります。

2:共通テストのみで選考する場合

二次試験は行わず、共通テストのみを利用する大学もあります。

 

例えば、共通テストの外国語300、数学200、国語100、理科100、地理歴史・公民200、二次試験を行う代わりの調査書等の配点を10とするところもあります。この場合、ほぼ共通テストの点数のみで合否が決定します。

3:二次試験の配点が高い場合

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