大学受験の数学で点数を稼ぐには? 大学受験における数学の勉強法10選紹介!
受験
2020.11.06
目次
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大学受験の数学の問題は、いわば応用問題であり、基礎からの粘り強い思考と考察が求められます。従って、入試問題を解くことができるためには、まずは教科書レベルの問題を確実にできるようになることが重要になります。
そこで、教科書の章末問題や、問題集の中で基本例題として位置づけられている問題をまずは解き、その分野の基礎を確実に固めることが入試問題を解くための一歩となります。
数学の勉強法4:公式は使い方と一緒に覚える
数学には多数の公式が登場します。しかし、公式そのものを問う問題は入試では出題されず、入試の数学は、公式をどのように使うのかが問われます。
公式を覚えるときには、呪文のように丸暗記するだけではなく、その公式を用いた基本問題を一緒に解くなど、公式の使い方もセットにして覚えることが重要となります。
数学の勉強法5:分からない問題は解答を見る
「わからない問題」とは言っても、解いている問題によって差があります。確かに、実際の入試問題のような応用問題では、わからない問題を悩むことによって思考力が培われていきます。
しかし、知識を定着させ、理解する段階では、長時間悩んでも時間の無駄となることがほとんどです。このようなときには、解答を見て、解答の仕方を理解することが重要です。
数学の勉強法6:解説をしっかり読み込む
解説には、どのような道筋でその問題を解答すべきなのか、そのプロセスが記されています。わからない問題に出会ったとき、ただ答えを見る、あるいは答えを暗記するだけでは次に同じような問題に出会ったときに正解することができません。
解説を読んで、どのような流れ・考え方で答えまで行きつくのかをしっかりと理解することが、その問題を本質的に理解する勉強法として必要といえます。
数学の勉強法7:過去問や模試問題を解く
受験直前期に過去問を解いたり、模試を受けることは、大学受験において定番中の定番の勉強法であり、多くの受験生が当然のように行っています。
しかし、その目的は、他の問題集とは異なり、試験の傾向分析や自分の弱点を把握することにあります。過去問や模試を利用することによって、これらを把握し、具体的な対策を立てることが、志望校の問題を解くことができるようになるためのプロセスといえます。
ここで大事なことは、過去問という勉強法は学力を上げるために解くのではなく、目指すべきゴールと自分の立ち位置を把握するために解くということです。
数学の勉強法8:基礎固めを徹底的に行う
大学受験は、基礎からの応用です。基礎的な事項をひとひねりした応用問題が、大学受験の入試では出題されます。
従って、基礎がしっかり固まっていない段階で、入試問題を解いてみても、一向に解けるようにはなりません。
過去問や模試を解いて、その分野の理解が十分でないと感じたのであれば、今一度基本問題・基本例題に立ち戻り、基礎固めを徹底的に行い、再度入試問題にチャレンジするという勉強法を確立しましょう。
数学の勉強法9:繰り返し問題を解く
数学の問題集を解く目的は、その問題に立ち会ったときに、どの公式を使うのか、なぜその公式をここで使うのかという「解法パターン」を理解・習得することにあります。
そうなると、単にその問題を解くことができるようになるだけではなく、同様の類題が出たときにも解くことができるようになって初めて、その問題を解いた意味が生まれるといえます。
問題集を一度解いてすぐに次の問題集にとりかかるのではなく、何回も同じ問題を解き、「どの公式を使うのか」「なぜその公式を使うのか」という解法パターンを完全に定着することが必要です。これにより、未知の問題・応用問題を対処できるようになります。
数学の勉強法10:書き出すことを癖づける
応用問題に出会ったとき、白紙のまま考え込んでも、問題を解くための手がかりは一向に見つかりません。
わからない問題に出会ったとき、まずは分かっていることを書き出してみることによって、思考のプロセスが可視化され、問題の整理がはっきりします。このような整理は、問題の本質・手がかりを見つけるためにとても重要なことです。
大学受験の数学におすすめの参考書10選
ここでは、大学受験数学で評判が高い、おすすめな問題集を紹介します。評判の良いとされる問題集で解くのではなく、自分の学習段階や苦手分野を把握した上で、問題集を選ぶという勉強法がなにより重要です。
問題集の特徴や内容を知ったうえで、自分に合った問題集を選んでみてください。
おすすめの参考書1:高校数学 ポイント集 1000番(数学I+A)
この問題集の特徴は、まず、見開き1ページで、左側に問題、右側に解説が配置されていることにあります。これにより、問題を解く→解説をみるというプロセスを無駄なく行うことができます。
また、1000番台は数学IA,2000番台は数学IIB,3000番台は数学IIIというように、基本事項には通し番号がついています。
すなわち、1000番台は数学Ⅰ+Aの問題集となっています。通し番号がついていることにより、わからない事項の参照が容易となります。
全体として、学習者目線に寄り添った問題集と言えるでしょう。
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