高校1年生で英語が苦手になる原因とは?勉強法や取り組むべき参考書も紹介
教育(高校生)
2022.07.29
目次
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高校1年生から英語の文法基礎を固めておくことも重要です。高校生の英語は「コミュニケーション英語」と「英語表現」に分かれます。コミュニケーション英語は長文読解の単元になります。一方で英語表現は、英文法を使用して英作文を書けるようにする単元です。
英作文を書くためには文法を知っているだけでなくそれを活用する能力が必要になります。従って、高校1年生の時期からしっかりと文法を学び、基礎を固めることが重要なのです。
高校1年生で文法の基礎を固めておけば、後はできるだけ英単語や熟語を覚え、長文読解の質を上げていくことに専念できます。
長文読解に取り組む
高校1年生のころから、英語の長文に触れ慣れておくことが必要です。大学受験を受ける方はもちろん、高校英語のテストでも特に重要な単元が「長文読解」になります。その理由は、テストでは長文読解の割合が多いだけでなく、長文読解の配点が高い場合が多いからです。
長文読解は、短期間で身につくものではありません。慣れることが重要です。
全てを読むつもりで読むのではなく、ポイントを押さえて設問に対応している箇所を見つけることも重要になります。それがわかるようになるためにはたくさんの長文に触れ、長文読解のテクニックを磨いていきましょう。
英語の成績を上げるための5つのポイント
以下で、英語の成績を上げるためのポイントを5つ紹介します。高校1年生の英語では、基礎となる部分は暗記をするほかありません。反復して勉強したり、音読して勉強したりと覚える努力をする必要があります。
スケジュールを立ててから勉強を始める
高校の定期テストや受験勉強などの備えとして、普段から計画を立ててから勉強をすると良いです。メリットは5つあります。「やるべきことが一目でわかる」「効率的に勉強できる」「目標へのやる気が出る」「達成感を味わえる」「勉強をする習慣がつく」です。
勉強をする習慣がつくのは特に重要なメリットと言えます。中学生の時に比べて高校の勉強では覚えることが大幅に増えます。必然的に勉強すべき時間も増えるため、勉強する習慣がつくと成績アップにつながる可能性が高いと言えるでしょう。
また、計画を立てることで次に何を勉強すべきか、何を克服すべきかが明確になるため、机に向かってすぐに勉強を始められ、勉強の効率も上がります。
短期的に反復して勉強する
高校の英語の勉強では、暗記が不可欠です。英単語、熟語、英文法など様々な基礎知識を暗記で定着させる必要があります。しかし、忘れてしまうのを防ぐため「反復」が重要です。
人間の脳は、1度覚えたことも、1時間後には約56%忘れ、1日経過すると約74%忘れてしまうと言われています。ですから、覚えた英単語や熟語、文法を完全に忘れてしまう前にもう1度学ぶ必要があるのです。
反復して短期的に勉強することで記憶に定着させ基礎知識をつけていきましょう。
単語や長文を音読する
英語の単語や長文を音読することも重要です。
英単語の音読は、発音を覚え、英語のアクセントがどこにあるのかを学ぶのに適しています。また、長文を音読することは、リスニング力、ライティング力を鍛えることにつながるのです。
読める英語は聞くことができます。また、長文を音読することで、熟語を音で学べるため、ライティングをする際にも活用できます。
予習と復習の時間を確保する
高校1年生で、英語が苦手になる原因として、「わからなくなる」ということがあげられます。中学校で学んだ英語と違い、複雑な英語の意味や、文法の解釈などについていけなくなり苦手意識が付いていきます。
そうならないためには予習と復習をしっかりすることが大切です。予習をすることで、事前にわからないところを把握でき、授業で聞くべきポイントを知ることができます。そのため、授業だけではついていけないということがなくなり、むしろ、授業で英語の理解度が増すでしょう。
そして復習は理解したことを定着させるためにあります。授業で理解できてもそれがアウトプットできるか、活用できるかというとそうではありません。理解したことを応用できるよう、定着させることが必要です。
自分のレベルにあった教材で勉強する
自分にあった教材選びは重要です。自分のレベルよりも高いレベルの教材で勉強をすると難しくわからないことが多すぎて、途中で挫折してしまう可能性があります。また、簡単すぎる教材もスキルアップにつながりません。
勉強のやる気にも関わってきます。持ち運びに便利であれば、通学の電車の中でも勉強できます。また、家でじっくりやりたい場合も、文字ばかりで退屈にならないようにレイアウトが自分の好みのものであると勉強が捗るでしょう。
自分の英語スキルがどれぐらいのレベルなのか、学習スタイルにあっているかなど教材の選び方も重要です。
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