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子供がスマホを持つことによるメリットは?保護者がやるべきことも知ろう

子供がスマホを持つことによるメリットは?保護者がやるべきことも知ろう

5:スマホ依存へのリスクがある

総務省の調査ではスマホを利用したインターネットへの依存について、中学生では約半数、高校生では半数以上が使用頻度に問題があり、依存疑いのレベルに達しているケースもあることがわかりました。

 

子供のスマホへの依存度が高くなるほど進級率が低く精神状態も悪くなり、睡眠の質や量も低下するといわれています。スマホ依存には厳重に注意する必要があるでしょう。

 

出典:インターネットとその依存的使用~特にスマートフォンについて |独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センター
参照:https://www.mext.go.jp/content/1422248_002.pdf

6:有害サイトにアクセスしてしまう可能性

子供がスマホを扱う場合、有害サイトへのアクセスや、悪質なアプリによる個人情報の流出などにも注意が必要です。

 

運送会社などを装って個人情報の入力を促したり、アプリを強制的にダウンロードさせて不正請求や迷惑メール、迷惑広告を繰り返し表示させるなどの被害が発生しています。

 

フィルタリング機能で有害サイトへのアクセスを防止し、アプリのダウンロードや個人情報の入力は、保護者の管理下で行うようにしましょう。

子供がスマホを持つ際に保護者がやるべき6つのこと

子供がインターネットを安全に利用するために、法律でも保護者の責務が取り決められています。スマホに利用によるトラブルや生活習慣の乱れを防ぐためにも、しっかりと安全対策をし、ルールを決めることが重要です。

 

ここからは、子供がスマホを持つ際に保護者がやるべきことを6つ解説していきます。

 

出典:青少年インターネット環境整備法・関係法令|内閣府
参照:https://www8.cao.go.jp/youth/kankyou/internet_torikumi/hourei.html

  • ・使用時間を決めておく
  • ・ウイルス対策をしておく
  • ・食事中に使わせない
  • ・保護者側で利用制限を行う
  • ・格安SIMや格安スマホで節約する
  • ・課金は話し合って決める

1:使用時間を決めておく

子供のスマホ使用は使用時間を決めておきましょう。

 

高校生のスマホ利用で減った時間に多く該当するのが、睡眠時間と学習時間といわれています。睡眠不足による体調不良やストレス、学習意欲の低下、長時間使用によるスマホ依存を避けるためにも、時間を制限するのがおすすめです。

 

子供が自室で長時間使用しないよう、使用や充電する場所はリビングで、1日2時間・21時までなどの具体的なルールを決めておくとよいでしょう。

2:ウイルス対策をしておく

スマホもウイルス感染のリスクがあるためウイルス対策を行い、子供にも安全に使うためのルールを教えておきましょう。

 

OSを常に最新のバージョンにしておき、App StoreやGoogle Play以外の提供元のアプリのダウンロードは避けるようにします。アプリのデータの利用権限やアクセスが不必要なものなら、アクセス権限を与えないよう設定するのも重要です。

 

使用するスマホがAndroidの場合はセキュリティ対策アプリも配布されているので、ダウンロードしておきましょう。

3:食事中に使わせない

食事中や家族での外出時など、コミュニケーションの時間はスマホを使わせないようにしましょう。

 

食事中のスマホ使用の禁止などは、保護者が模範となって使用マナーを教える必要があります。家族と過ごす時間を大切にし、信頼関係を築くことで、トラブルが起きた時にも相談しやすい環境を作ることができるでしょう。

4:保護者側で利用制限を行う

有害サイトへのアクセスや悪質アプリのダウンロード、スマホ依存を避けるために保護者側で利用制限を行いましょう。

 

フィルタリングの設定やペアレンタルコントロール機能を使うことで、有害サイトへのアクセス防止やアプリ・コンテンツなどのダウンロードに制限をかけることができます。

 

また、使用時間が過ぎたら自動でスマホがシャットダウンされるアプリなどで強制的にスマホの利用を中断させるのも、スマホ依存の防止効果が期待できるでしょう。

5:格安SIMや格安スマホで節約する

大手キャリアのスマホは使用料も高いため、子供に持たせるなら格安SIMや格安スマホが節約になりおすすめです。

 

格安SIMでも電話やLINEなどの機能は大手キャリアのスマホと変わらず使用でき、フィルタリング機能なども備えたものがあるため安全面も期待できます。

 

自宅に中古のスマホがあれば再利用できるのも格安SIMの利点ですが、SIMロック解除がされている必要があり、さらにSIMフリーの端末でも動作確認が必要となるため注意しましょう。

6:課金は話し合って決める

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