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イヤイヤ期っていつからいつまで?年齢別の特徴や対処するコツも解説

イヤイヤ期っていつからいつまで?年齢別の特徴や対処するコツも解説

イヤイヤ期は平均的には1~2歳頃でピークを迎え、言葉で自分の気持ちを伝えることができるようになる3歳頃には落ち着いてくると言われています。

 

特に、保護者の言うことを聞いて行動していた1歳の頃とは違い、自分の意思がはっきりしてくる2歳の頃にイヤイヤ期を実感する保護者が多いようです。個人差も大きく、徐々に落ち着いてくるため、イヤイヤ期がいつから始まりいつ終わったのかはっきりとは分からないでしょう。

4つの年齢別イヤイヤ期の特徴

イヤイヤ期の特徴は様々ですが、年齢によってある程度の傾向があり、言葉や心理面の発達に合わせて特徴も変わっていきます。

 

ここでは0、1、2、3歳のイヤイヤ期の特徴を紹介していきます。

1:0歳

赤ちゃんは生後半年あたりから寝返りを始めます。

 

それまでは仰向けや抱っこでの視界のみだったものが、寝返り始めて赤ちゃん自身で動けるようになると様々な世界が見えるようになるでしょう。

 

視界が広がることで、ここへ行きたい、この向きは嫌だ、など意思が出始めますが、赤ちゃんはまだ言葉に出すことができないため泣くことで周囲の大人に欲求を知らせます。これが0歳のイヤイヤ期と言われています。

 

0歳の時期のイヤイヤ期は、赤ちゃんの欲求に対して自由に動かしてあげると良いと言われています。

 

しかし、向きを変えると言った対応はできても、危ないものを欲しがるといった危険な欲求を満たしてあげることはできません。

 

保護者が危険を判断しながら、危ないものは手の届かないところへ置いたり、家具の角が危険であれば保護したりするなどの対応策をとり、できるだけ自由に動かせてあげると赤ちゃんの欲求が満たされるでしょう。

2:1歳

1歳半頃になると、周囲の大人が言っている言葉が分かり始めます。そして、自分とほかの人の区別がはっきりしてくるのもこの時期です。

 

言葉と心の成長により、保護者の言うことであっても自分のしたいことや思っていることと違うと、言葉で表現するのが難しいためイヤと主張するでしょう。

 

例えば、おしっこで濡れたオムツを替えたいけれど本人はまだ遊びたいので拒否する、片付けをするよう声をかけてもまだ遊びたいので拒否をするといった行動が出てきます。

 

この時期のイヤイヤ期では、つい保護者はだめと言ってしまいそうになりますが、まずは子どもの言動を受け止めてあげましょう。時には少し時間をおいて落ち着かせてあげることで、次の行動に移りやすくなることもあります。

3:2歳

言葉の発達はさらに進み二語文を喋り自分の気持ちを表現できるようになる2歳ごろが、イヤイヤ期のピークの時期と言われます。

 

なんでも自分でやりたいという自発性が生まれてくる時期のため、例えば保護者が食事や着替えを手伝おうとすると、やりたい気持ちを上手に言えない子どもはイヤと拒否するでしょう。

 

思い通りにできないと怒ったりかんしゃくを起こしたりして、なんでもイヤということが増えてくるのが2歳頃です。

 

時間がかかったり片付けが増えたりと保護者はイライラしてしまうこともありますが、頭ごなしにダメと言うのではなく、なるべく子どもの自分でやりたいという気持ちを受け止めてあげることが大切です。

 

危険でなければ子どもが納得のいくまでやらせてあげたり、◯◯したかったんだねと言葉かけをしたりして気持ちを受け止めてあげましょう。

4:3歳

3歳頃になると自分の気持ちを言葉にできるようになっていきます。個人差はありますが大人の言うことを理解して会話も成り立ってくるため、2歳の頃よりイヤイヤは少なくなってきます。

 

しかし、とっさに気持ちを表現することはまだ難しいため、突然のことになるとイヤと言ったり、友達との関わりの中で時には手が出てしまったりすることもあるのが3歳頃です。

 

3歳のイヤイヤ期でも、本人の気持ちを受け止めてあげることが大切です。自分でやりたいという気持ちを尊重し、選択肢を与えて選ばせたり、服を自分で決めさせたりすることで子どもに達成感が生まれるでしょう。

 

ひとり遊びの多かった頃と比べて、この時期からは友達との関わりも増えてきます。衝突することがあったとしても、危険な状況でない限りはしばらく見守り、必要であれば手助けするようにしましょう。

イヤイヤ期の子どもによくある行動と対処法8つ

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