手のかからない子って?特徴8個といい子症候群に陥らないために必要なこと 手のかからない子って?特徴8個といい子症候群に陥らないために必要なこと - chokomana
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手のかからない子って?特徴8個といい子症候群に陥らないために必要なこと

手のかからない子って?特徴8個といい子症候群に陥らないために必要なこと

手のかからない子ってどんな子

保護者同士の会話の中で、「手のかからない子」という言葉をよく耳にします。これは、一般的に素直な子、聞き分けのよい子、おとなしい子など良い印象を与える言葉です。

 

保護者のかたにとっては、このようなお子さんを持っていることは羨ましいことでしょう。しかし手がかからない子は、自分の気持ちを抑えたまま成長してしまい、自己主張ができないといった問題が生じていることがあります。

 

手がかからないことは、お子さんにとって、必ずしも良いことではありません。

手のかからない子の特徴8個

「手のかからない子」には、手のかかってしまうお子さんと比べたときに、いくつかの傾向が共通してみられます。前述したように、自分の意見を抑えていたり、顔色をうかがっていたりすることが多いからです。

 

手がかからない子とは素直で従順なお子さんを指すのですが、同時に判断能力に欠けていたり、コミュニケーションがうまく取れなかったりなどといった特徴も持っているお子さんのことも指しています。

1:言うことをよく聞く

手のかからない子は、常に家庭や集団生活の中で周りに合わせようとしていて、それがときにお子さんたちの言動を制限するため、聞き分けの良い子として認識されます。

 

これらの傾向は、小さいときから見られることも多く、保育園や幼稚園といった環境の中で1歳ごろからすでに生じていることもあります。

2:危険なことはしない

常に素直で従順なお子さんは、間違えや他者からの否定を極度に恐れる傾向があります。そのため、失敗を嫌がり、新たなことや自分の能力を超えたことに挑戦することが難しいです。

 

このようなお子さんの日常には危険が伴わないため、保護者のかたにとっては安心ですが、内向的な性格になってしまうことも多いと言われています。

3:友達と争わない

子ども時代のケンカは、相手の気持ちを知ることができ、人間関係を学ぶ大事な練習になります。そのため、お子さんにとってケンカは必要なものと言えるでしょう。

 

しかし、前述したように失敗を嫌がり叱られることを嫌う従順なお子さんは、争うことを拒みます。そして自分の気持ちを抑える癖がついてしまいます。

4:叱られない

手のかからない子は、叱られることを怖がるため、いつも周りの反応を考えながら行動していることが多くあります。これも素直で従順な子どもの特徴です。

 

結果として叱られることが少ない子と思われますが、実は子どもが自分から叱られないような行動をとっていることが多いです。

5:自分で決められない

お子さんと一緒に学校に着ていく服を買いに行ったとします。そんなとき、手のかからない子は何を選んでよいかわかりません。本来であれば、何を買ってもらおうか大興奮の場面でしょう。

 

普段から自分の意志を抑える傾向が強く、このようなお子さんにとっては自分に関わることでも決断が難しくなります。

6:本音を言えない

手のかからない子は、空気を読むことでいい子でいようとする傾向にあります。このため、保護者のかたや大人の意志に反してしまうと考え、素直な気持ちを口に出さないことが多いです。

 

これを繰り返すと、将来、感情表現が乏しく大事な場面で自己主張ができない大人になってしまうこともあります。

7:人の言いなりになる

前述したように、手のかからない子は素直で大人や周りの言うことによく従います。これは一見すると聞き分けの良い子として評価され、一般的によいこととされます。

 

しかし、このようなお子さんは周りの指示で動いていくため、自分で考えることができません。このことから、言動が受け身になる傾向が出てきてしまうとも言われています。

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