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制服へのアイロンの正しいかけ方8つ|テカリが発生した場合の対処法は?

制服へのアイロンの正しいかけ方8つ|テカリが発生した場合の対処法は?

8:スチームアイロンでシワ伸ばしする場合のやり方

制服へのアイロンの正しいかけ方8つ目は「スチームアイロンでシワ伸ばしする場合のやり方」です。

上着の場合は、厚みのあるハンガーに掛け、アイロンを浮かせた状態でスチームだけを当てます。スラックスやスカートの場合はあて布をして、上から軽く押さえる程度で折り目もきれいに戻ります。この時も力を入れてこすらず、優しく押さえる程度でよいでしょう。

制服へのアイロンがけでテカリが発生した場合の対処法

テカリとは、繊維の圧迫や摩擦を起こすことで平らになり、光が反射しやすい状態を指します。制服にはサージ加工されたウールが使用されているため、テカリが起きやすい性質にあります。

毎日着用している制服は、お尻やひざ、ひじ、袖などが押しつぶされテカリが起きやすくなっています。また、過度に力を入れてこすったり、あて布をせずアイロンがけを行った場合にも、テカリが出てしまいます。

ここでは、アイロンのスチーム機能を利用し繊維を復元することで、テカリを改善する対処法を紹介します。

アイロンのスチーム機能を使う

アイロンのスチーム機能を活用することでテカリを対処できます。テカリのある生地からアイロンを約1cm浮かせた状態で、たっぷりとスチームをかけます。フラットになってしまったウロコ状の表面繊維を開かせ、テカリを改善することが可能です。

改善されないときは

アイロンのスチーム機能でもテカリが改善されない場合は、歯ブラシを利用してみましょう。歯ブラシを繊維と逆方向にこすり、繊維を起こします。その状態で、生地から浮かせたアイロンのスチームをたっぷりとかけます。お尻や肘部分の頑固なテカリにも、効果が期待できます。

制服へのアイロンがけにおける注意点

制服生地の特性上、アイロンをかける場合には注意が必要です。通常のアイロンがけでは、必ずあて布をすること、力を入れて強く押さえないこと、こすりすぎないことなどに注意しましょう。

また、お手入れが楽なスチームアイロンを使用する場合は、1㎝程度浮かせて使用することを守りましょう。ほかにも、プリント、エンブレム、ワッペンなどの装飾があるものは、熱によって剥がれてしまう可能性があるため、避けてアイロンがけを行うようにしましょう。

制服へのアイロンのかけ方を理解しよう

制服のアイロンがけといっても、種類によってかけ方の違いや、注意点があることをお分かり頂けたのではないでしょうか。通常のアイロンに加え、ハンガーに掛けたまま使用できるスチームアイロンもとても便利なアイテムです。

ポイントを押さえるだけで、ご家庭でも簡単にお手入れでき、身だしなみを整えることができるアイロンを、ぜひ上手く活用してください。

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