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スポーツドリンクを使って電池を作ってみよう

スポーツドリンクを使って電池を作ってみよう

 
  • プラスチックカップにスポーツドリンクを注ぐ
  • えんぴつをスポーツドリンクの中に入れる
  • リード線の先をえんぴつの先に付ける
  • リード線の反対側の先をアルカリ電池に付ける
  • えんぴつの先から泡ででていることを確認する
  • 3分後に、電池を外す
  • 電池を外したリード線の先に電子メロディをつけて、音楽が流れることを確認する

プラスチックカップにスポーツドリンクを注ぎ入れ、そこにえんぴつを入れます。

 

スポーツドリンクに浸かっていない方の、えんぴつの先にリード線を付けます。

 

この時、リード線にクリップが付いているタイプのものは、えんぴつの芯を挟みます。

 

クリップが付いていないタイプのリード線の場合は、テープなどでえんぴつの芯とリード線の先が引っ付くように巻き付けましょう。

 

リード線の反対の先に、電池を付けます。赤いリード線の先は(+)、黒いリード線の先は(−)に付けます。

 

リード線につなぐとすぐに、えんぴつの先から細かい泡が出始めます。泡が出たら電気分解が成功しています。

 

この時、えんぴつの芯同士がくっつかないようにしてください。

 

3分たったら、リード線から電池を外します。

 

そして電子メロディにリード線を付けると、音楽が流れます。音楽が流れたら実験は成功です。

実験からわかること

スポーツドリンクには、イオンという電気が流れやすい物質が含まれています。そういった電気が流れやすい液体を「電解水溶液」といいます。

 

スポードリンクの他にも、塩水も同じ電解水溶液です。

 

この電解水溶液に、電気を流すと水が酸素と水素にわかれます。これを「水の電気分解」といいます。+極につないだ方からでてきた泡が酸素で、-極につないだ方からでてきた泡が水素です。

 

それを、電子メロディにつなぐことで、逆の反応が起こり、別れた酸素と水素が水に戻ります。水に戻る力によって電力が発生し、その力で電子メロディから音楽が流れます。

 

このように、水素と酸素を使って電気を作る装置を「燃料電池」といいます。

 

燃料電池は環境に優しいエネルギーとされていて、エコカーなどで使われています。

 

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