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太陽の光だけでお湯を作る?方法や原理を紹介

太陽の光だけでお湯を作る?方法や原理を紹介

実験の方法・手順

それでは、実際に太陽の光でお湯を作ってみましょう。
ペットボトルは実験中、熱くなります。やけどする可能性もありますので、実験中ペットボトルを触る際は必ず軍手をはめてください。

 

日差しの強い12時〜15時の実験をおすすめします。熱中症の危険もありますので、必ず帽子を着用し、こまめな水分補給をしながら実験を行いましょう。

 

15分おきにペットボトル内の温度の記録を付けておくと、どのくらいの時間で暑くなっていくのかがわかります。2〜3時間程記録を付けてみましょう。具体的な手順は以下の通りです。

 
  • ペットボトルに黒い画用紙を巻き付けてセロハンテープで止めます。
  • 箱の中にタオルをしきます。(箱の中の熱を逃げにくくするため)
  • しいたタオルの上からアルミホイルを貼ります。(太陽の光を反射させるため)
  • 黒い紙を巻いたペットボトルに水を入れます。(8分目くらいの量)
  • ペットボトル内の温度を測る際にペットボトル内に温度計が落ちないように、洗濯バサミで温度計を挟み固定します。
  • 実験前のペットボトル内の水の温度を測り、蓋を閉めます。
  • 蓋をしたペットボトルを箱の中に入れます。
  • ペットボトルを入れた箱にラップを貼り、蓋をします。
  • 日当たりのよい場所に、箱を置きます。
  • 15分に1回、ペットボトルの温度を測ってみます。ペットボトルを触る時は必ず軍手をして触るようにしてください。

実験からわかること

太陽光にあたると、含まれている赤外線によって暖かく感じます。これを熱放射といいます。

 

赤外線は目には見えませんが、目に見える光と同じように、白色やアルミホイル、鏡などに反射します。反対に、黒色にはよく吸収されます。

 

そのため、アルミホイルで反射した太陽光は、ペットボトルに巻いた黒い紙がよく吸収することで、ペットボトル内の水の温度が上がる仕組みになっています。

 

この記事では、黒い画用紙を貼ったペットボトルでお湯を作りましたが、ペットボトルの大きさや巻く色の紙を変えるなど他の条件下で行って、比較するのも面白いでしょう。ぜひ、親子で一緒に楽しんでみてください。

 

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