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ジュニアプログラミング検定とは?受験する6つのメリットや対策法を紹介

ジュニアプログラミング検定とは?受験する6つのメリットや対策法を紹介

6:客観的な評価を受けられる

プログラミング学習で大きな壁になるのは、自宅学習だけでは自分のスキルがどの程度であるか、知るすべがないということです。プログラミング塾などに行かない限り、周囲との比較も難しいでしょう。

また、小学校でのプログラミング学習はあくまでも「プログラミング的思考」を学ぶものです。プログラミングの実力を知る機会が学校の授業では得られない、というのが現状なのです。

ジュニアプログラミング検定は、第三者機関による試験です。ジュニアプログラミング検定を受ければ、自分のプログラミングのスキルがどの程度のものか、客観的な評価が受けられます。

また、客観的な評価を得ることで、自分のプログラミング学習における長所や短所を知り、新たな目標設定に生かせます。このようなことも、ジュニアプログラミング検定を受ける大きなメリットと言えるでしょう。

ジュニアプログラミング検定の概要

ジュニアプログラミング検定は、2016年12月より実施しているプログラミングスキルを測定する子供向けの検定試験です。スクラッチというプログラミング言語をベースにプログラミングスキルを測定します。

出典:ジュニア・プログラミング検定とは?|ジュニア・プログラミング検定
参照:https://www.sikaku.gr.jp/js/ks/

運営会社について

ジュニアプログラミング検定の運営会社は、株式会社サーティファイを中心に編成したサーティファイ情報処理能力認定委員会です。ジュニアプログラミング検定をはじめとする、株式会社サーティファイが行う資格認定試験は、実践的な知識や技術を身につけるのに貢献しています。

難易度について

ジュニアプログラミング検定には、4つの難易度レベルが存在します。

次からはそれぞれのレベルの難易度や求められる学習内容について、一つずつ分かりやすく説明していきます。

1:Gold(1級)

ジュニアプログラミング検定において、Gold(1級)は一番高いレベルです。

Gold(1級)レベルで求められるスキルは、複数の条件や筋道を組み合わせて論理的な思考ができることです。複数の条件分岐、そして演算や入子構造のスクリプトを使いこなすことも求められます。

また、さまざまなスプライトを連動させたスクラッチプロジェクトの作成も、Gold(1級)合格者に求められる能力です。

2:Silver(2級)

Goldの次に難しいのが、Silver(2級)レベルです。Silver(2級)レベルでは、基本的な条件や筋道を用いた論理的思考が求められます。

複数の条件分岐や入れ子構造のスクリプトを使いこなす能力や、Gold(1級)ほど多くの数ではありませんが、複数のスクリプトを連動させたスクラッチプロジェクトの作成スキルが求められます。

3:Bronze(3級)

ジュニアプログラミング検定で3番目に難しいレベルが、Bronze(3級)です。Bronze(3級)で求められるスキルは、単純な条件や筋道を用いた、論理的思考です。

条件分岐、繰り返しなどのスクリプトを使いこなすことも求められる能力の1つであり、また、少数のスクリプトを連動させたスクラッチプロジェクトの作成スキルも求められます。

4:Entry(4級)

ジュニアプログラミング検定で、一番基礎レベルと言えるのがこのEntry(4級)レベルです。Entry(4級)レベルで求められるスキルは、入門レベルの特定の条件や筋道を用いた論理的な思考です。

条件分岐や繰り返しなどのスクリプトを使い、1つあるいは2つのスプライトを連動させたスクラッチプロジェクトの作成も求められる能力の1つです。

試験内容について

ジュニアプログラミング検定には、アレンジ問題、ゲーム作成、プログラム修正といった3つの試験内容が存在します。それぞれの試験内容について、次から詳しく紹介していきます。

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