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ベクトルが苦手な理由とは?克服するコツや高校生におすすめの参考書を詳しく解説

ベクトルが苦手な理由とは?克服するコツや高校生におすすめの参考書を詳しく解説

ベクトルを苦手とする生徒さんに向けた参考書を3冊紹介させていただきます。

 

ベクトルの説明、もっと言えば数学の教科書の堅い説明を読むこと自体が苦手な方は多いので、話し言葉で書かれた本を中心に紹介させていただきます。

 

3冊目の本はやや難しいので、ベクトルは苦手でも、数学が得意な方が挑戦されると良いでしょう。

参考書名 ベクトル<平面図形>が本当によくわかる本(細野真宏の数学がよくわかる本)

話し言葉で一から丁寧に解説されている細野真宏先生の平面ベクトルの入門書です。

 

基礎を培うための土台から入試標準レベルの問題まで扱っています。数学の授業を聞いてもよくわからなかった生徒さんでも安心してオススメできる比較的平易な本です。

 

まず、例題に自力で挑戦してから、解説と考え方を読んで理解できているかチェックすると良いでしょう。ただし、問題数は少ないので演習量を求めている方には向きません。

参考書名 坂田アキラのベクトルが面白いほどわかる本(坂田アキラの理系シリーズ)

数学の予備校講師として有名な坂田アキラ先生の面白いほどわかるシリーズのベクトル版です。著名なベクトルの参考書として知られています。

 

この本も語り口調で、独特なイラストにかなり噛み砕いた説明がなされています。人によっては、やや癖のある参考書かもしれません。しかし、得るものが大変多い豊かな内容を持った参考書です。

 

坂田アキラ先生の参考書は、特に数学が苦手な方に評判が良いようです。

参考書名 数学 ベクトル 分野別標準問題精講

ご紹介させていただく3冊の中では、より難易度が高い本であり、どちらかと言えば、数学がやや得意な方に向けた参考書になります。

 

例題は45問しかありませんが、1問1問が重く、他の分野とも絡んだ総合的な問題が載せられています。

 

基礎が理解されていれば挑戦することはできるでしょう。

 

1問をしっかり解ききるというよりは、その問題を通してどこが足りなかったかをじっくり検討したい方向きです。

 

その分、到達点は高いです。難しい入試問題にまで対応する力がつきます。

勉強法を知って苦手なベクトルを克服させましょう

ベクトルは基本・基礎がそのまま、解き方となって実践的な問題を解くための手がかりを与えてくれます。

 

ですから、ベクトルの定義から始まって、共線・共面条件と内積による計量を理解できれば、すでに高いレベルの問題にまで挑戦できます。

 

ベクトルは機械的なパターンに当てはめて解くことが多く、例えば、発想力を要求する場合の数・確率とは明らかに異なります。

 

発想力を要求する分野は、センスが必要などとも言われており、そう簡単に力はつきません。数学が苦手な方ほど、ベクトルのような基礎がしっかりした分野に挑戦することがオススメです。

 

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