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高校3年生が苦手な英語を得意に変える方法とは?勉強法やポイントも解説

高校3年生が苦手な英語を得意に変える方法とは?勉強法やポイントも解説

英作文に苦手意識がある

英作文はアウトプット作業になります。そのためより難易度が高くなります。

 

英単語や文法をまず知り、インプットしなければなりません。その上で、それらを使う、アウトプットをしなければなりません。

 

知っているのと、それを自ら思い出すのでは、大きく異なります。覚える作業だけをやっていては不十分で、使う練習をしなくてはならないのです。

要点がわからない

英文が長文化していく中、ただ漠然と読んでいても内容は理解できません。全文を読解するのは苦労することが多く、訳せることと理解できることは違います。

 

全体は大まかに理解しつつ、要点となる部分はしっかり読むなど、メリハリが必要です。

 

要点となりそうな場所を見つけるヒントに、ディスコース・マーカーと呼ばれる語句があります。

 

例えば、「but」でそこから話の展開が変わり、「while」ではその前後が対比になることがわかります。このような語句がディスコース・マーカーです。

 

その周辺に注意して読むことで、話の要点を押さえやすくなります。

苦手な英語を得意に変えるには?

大学入学共通テストの受験者数では英語が最多となっています。国語よりも多くの高校生が受験しているのです。それだけに、英語に悩む高校3年生は多くいることでしょう。

 

しかし一口に英語が苦手と言っても、さまざまな要因があることを見てきました。積み重ねである英語は、ある単元だけ勉強しても得意に変えることは難しいものです。

 

それではどういった点を意識して英語を勉強していけばいいのでしょうか。

 

出典:受験者数・平均点の推移(本試験)大学入学共通テスト|独立行政法人 大学入試センター
参照:https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/suii/R3_.html

まずは単語を覚える

高校3年生までに必要な英単語がおよそ4,000語、大学入試に必要なのはそれ以上であることをご紹介しました。これらを覚えていなければ、どんなに難しい文法や構文を知っていても、英文を読むことはできません。

 

まず英単語を知らないことには、読解であろうと英作文であろうと始まらないということです。

 

大量の英単語を覚えなければならないため、少しでも効率的に覚えたいのではないでしょうか。ポイントは、品詞を意識することと類義語・対義語をまとめることです。

 

「efficiency」=効率(名詞)、「efficient」=効率的な(形容詞)、「efficiently」=効率的な(副詞)というように、品詞による派生をまとめます。さらに「effectiveness」、「productivity」という類義語や「wastefulness」という対義語も一緒に学習します。

 

一語一語で4,000語覚えるよりも楽に覚えられるでしょう。

文法を理解する

次に英文法を理解します。文法は英語を読む骨組みのようなものです。

 

英文法は、高校1年生、あるいは中学の内容に戻ってでも基礎からしっかり学ぶようにしましょう。そもそも高校で習う文法の半分ほどは、中学ですでに習っているものです。高校での応用を学ぶためにも、中学での基礎は押さえておかなければなりません。

 

焦らずしっかり基礎を固めることが、周りとの差になります。

英文解釈に取り組む

こうした知識を元に、英文の構造を理解して全体の意味を理解するのが英文解釈です。

 

それぞれの単語が、S(主語)V(動詞)O(目的語)C(補語)M(修飾語)のどの働きをしているのかを考え、何となく英単語の意味を組み合わせる読解から卒業しましょう。

 

次の2つの例文を考えてみます。

 

A. I found the cat easily.(その猫を簡単に見つけた。)
B. I found the cat friendly.(その猫が人懐こいとわかった。)

 

Aの「easily」は副詞の「簡単に」という用法しかないため、このような訳にしかなりません。

 

Bの「friendly」は副詞の「友好的に」と形容詞の「友好的な」の2つの用法があります。
もし副詞しか知らないと、BはSVOMで「友好的に見つけた」というよくわからない文章になってしまうのです。

 

ところが形容詞の用法も知っていると、SVOCで「猫=友好的だとわかった」という読み方も出来ることがわかり、正しい読解ができることになります。

英語を得意にするための6つの勉強法

英語を得意にするためのポイントがわかったところで、それらを身につけるための具体的な勉強方法を6つご紹介します。

 
  • 目標を立ててスケジュールを組む
  • 文法や意味を意識して音読する
  • リスニングの訓練をする
  • できるだけ多くの問題を解く
  • 予習と復習をする
  • 自分のレベルにあった教材を選ぶ

1:目標を立ててスケジュールを組む

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