高校のプログラミング教育必修化とは?具体的な学習内容などを解説
教育(高校生)
2022.08.25
目次
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2022年度から入学する高校生は、情報Ⅰがすべての生徒を対象に必修化されました。情報Ⅰでは、もちろんプログラミングの教育も入ってきます。そこで新しい科目が出るということは、今後大学入試の共通テストなどに変化はあるのでしょうか。
ここでは高校のプログラミング教育必修化によって影響されるテストを紹介します。紹介するのは、全国学力テストと大学入試の共通テストの2つです。
全国学力テスト等の場合
全国学力テストでは、CBT方式と呼ばれる方法の導入が検討されています。
CBT方式とは、Computer Based Testingの頭文字であり、コンピュータを利用して実施する試験の方式を指します。受験者は、コンピュータに出題された試験問題を、マウスやキーボードを使用し、回答します。
このCBT方式のメリットとして、受験のしやすさ、申し込みから結果の確認が迅速になります。時間を予め決めていれば、コンピュータ1つでできてしまいます。また受験後すぐに自分の試験結果を知ることもできます。
大学入学における共通テストの場合
2022年度より学習指導要領の改訂により、高校生の情報Ⅰが必修化となりました。
その影響を受け、大学入試の共通テストにも情報Ⅰが、今後出題科目に加わります。そのため2022年度から入学した、高校生は情報Ⅰを学ばなければなりません。
また全国学力テストでは、CBT方式が用いられる予定ですが共通テストでは見送られました。問題の例では、比例代表選挙の議席配分方法をプログラミングで検討するなどです。
出典:新学習指導要領のポイント(情報活用能力の育成・ICT活用)|文部科学省
参照:https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/05/21/1416331_001.pdf
保護者が知っておきたい高校のプログラミング教育に向けた対策
新しく高校でも必修化されたプログラミング教育について、保護者が子どもにしてあげることはあるのでしょうか。
ここでは、保護者が知っておくべきプログラミング教育に対する対策を3つ紹介します。最低限頭に入れておくだけでも構いません。子どもからプログラミングの目的などを聞かれた際などに、教えるのも良いでしょう。
プログラミング授業における実態を把握させる
まずは、実際にプログラミングを学ぶことで得られるメリットや学ぶ目的など、現状の実態を把握させましょう。高校生などは、突然プログラミングが必修化と言われても、受け入れられないこと、また拒絶してしまう方も多くいるでしょう。
そのため事前に、プログラミングを学ぶ目的を把握してもらえれば、将来役に立つから学ぶと目的意識を持つことが可能です。ぜひ何かしてあげたいと思っている方は、実行してみてください。
プログラミングスクールに通わせる
プログラミング教育が必修化され、今後共通テストなどでも科目として入ることを考えると、子どもを早い時期からプログラミングスクールに通わせるのもおすすめです。
プログラミングスクールは、小学生から高校生まで入れる場所があり、プログラミングの基礎を事前に身につけるのにも有効です。
またプログラミングするのに苦手意識を持つ人は、ビジュアル言語などブロックを組み合わせることで仕組みを理解することも可能です。さらにステップアップしたい方は、習い事してスクールに通い、授業よりレベルの高いプログラミングを学べます。
自主学習で予習復習させる
プログラミングの学びを定着させるために、家での自主学習で予習復習の習慣をつけてもらいましょう。大学入試の共通テストでは、5科目であったものが、6科目になります。国立大学を検討している方や、情報系でプログラミングを学ぶ生徒は、情報を選択する可能性があります。
そのため日頃から予習復習の習慣がついていると、新しい単元でも記憶を定着させ、忘れにくくできます。また他の教科も自然と勉強するようになるでしょう。
高校のプログラミング教育に役立つプログラミングスクール
高校生が学校以外でプログラミングを学ぶことのできる場所として、プログラミングが専門のプログラミングスクールが各地にあります。5教科の科目を勉強する指導塾のように、プログラミングを学ぶことが可能です。
ではこのプログラミングスクールでは、どのようなことを学び、通うためにはいくら必要なのでしょうか。ここではプログラミングスクールを3校紹介します。
LITALICOワンダー
LITALICOワンダーは、子どもの創造力を解き放ち、ITとものづくりについて学べるスクールです。具体的には、プログラミングやロボット制御、デジタルファブリケーションといったテクノロジーを活用するものづくりの機会があります。
学校以外でも自ら新しいアイデアや方法を生み出し、形にするためにトライ&エラーを繰り返す経験ができます。これからの将来に必要なスキルを磨き、ものづくりに興味がある方におすすめです。
学習内容 | ゲーム・ロボット・アプリプログラミングなど |
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受講料金 | 5500円~8525円/60分 |
授業形式 | 個別授業・オンライン授業 |
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