高校生の不登校を克服させるには?きっかけや保護者ができること 高校生の不登校を克服させるには?きっかけや保護者ができること - chokomana
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高校生の不登校を克服させるには?きっかけや保護者ができること

高校生の不登校を克服させるには?きっかけや保護者ができること

高校生の不登校生徒数はどれくらい?

文部科学省の調査によると、令和元年の不登校の高校生は50,100人となっています。平成16年では67,500人だったので、不登校の高校生数は減少しています。

 

ただし、近年ではその数がほぼ横ばい状態となっています。また、小・中学校の不登校生の数を合わせた全体の数であれば、年々その数は大きな増加傾向にあります。

 

そのため、不登校の問題は他人事ではなく、自分の子供に起こる可能性がある問題として保護者は把握しておく必要があります。

 

出典:高等学校における不登校の状況について|文部科学省
参照:https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/20201204-mxt_syoto02-000011235_2-1.pdf

不登校が最も多い時期とは

不登校になってしまいやすい時期は夏休みや冬休みなどの長期の休みが明けるタイミングと言われています。

 

子供が不登校になる原因はいろいろとありますが、長い休みのうちに自分が学校で抱えている問題について考えてしまい、ストレスを感じてしまうことが原因の1つと考えられています。

 

学校でのストレスを自覚してしまうことで、休み明けに登校することが精神的な負担と感じてしまい、子供は学校に行きたくないと感じるようになってしまいます。

中学生の不登校との違い

中学校は義務教育ですが、高校は義務教育ではありません。そのため、高校生が不登校となった場合には、学校を辞めるという選択もできます。しかし、中学生の場合は義務教育なので、学校を辞めることはできず、簡単に転校するという選択もできません。

 

この違いがあることで、不登校となった中学生と高校生では保護者の対応方法が変わることになるでしょう。

高校生が不登校になってしまう理由3選

保護者が不登校となった子供に対応する際には、不登校となった理由に合わせた方法で対応をする必要があります。

 

高校生が不登校となる理由はいろいろありますが、その中でも起こりやすい理由がいくつかあるので、その理由にはどのようなものがあるのか把握しておきましょう。

1:学校生活で溜まったストレス

子供は学校生活の中でいろいろなストレスを抱えます。そのストレスを休日に回復できないと、どんどん蓄積されてしまって許容量を超えてしまい、休み明けに学校へ行けなくなってしまいます。

 

特に、長期の休みは学校で抱えるストレスについて考えてしまう、ストレスに耐えてきたが我慢への集中力が途切れるなど、不登校になるきっかけとなってしまう場合があります。

2:学校というものへのモチベーション低下

夏休みや冬休みなどの長い休みに入ると、学業から離れてしまうことになります。そのため、休みの間に子供の学校に対するモチベーションが低下してしまう場合があります。

 

また、長い休みのうちに子供の生活リズムが乱れてしまっている場合は、学校がある際の生活リズムに戻さなければいけません。しかし、学校へのモチベーションが低下していることで、学校に行く生活リズムに戻すことができず、学校に行けなくなってしまう場合があります。

3:進路選択のミス

高校に進学する際には、子供はいろいろな理想を持ってその進学先を選びます。しかし、高校に進学後、思っていたような学校生活が送れないということはよくあります。

 

学校生活の理想と現実の差にストレスを感じるようになると、学校へのモチベーションが下がってしまい、不登校の原因となってしまう場合があります。

高校生の不登校克服のきっかけ6選

不登校になった高校生の子供に、また学校に行ってもらいたいと考える保護者もいます。そのため、不登校となった高校生はどのようなことがきっかけがあれば、不登校を克服できるのか知っておきましょう。

 

また、不登校は他人事ではないので、子供が不登校でなくても、予備知識として知っておくようにしましょう。

1:朝きちんと起きられた

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