通信制サポート校は通信制高校では無い?通信制高校との違い7つとは 通信制サポート校は通信制高校では無い?通信制高校との違い7つとは - chokomana
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通信制サポート校は通信制高校では無い?通信制高校との違い7つとは

通信制サポート校は通信制高校では無い?通信制高校との違い7つとは

通信制サポート校とは?

通信制高校と通信制サポート校は名前はそっくりですが、仕組みや関連する法律が全く違う制度の学校です。本記事では通信制高校と通信制サポート校の違いから、メリットとデメリット、学費などについても紹介します。

 

また通信制サポート高校の実態や詳細についても合わせてお伝えしていくので一緒にみていきましょう。

通信制高校とは?

通信制高校の管轄は文部科学省です。学校教育法という法律によって立派な「高等学校」として定められています。そのため、月に指定されたレポートを提出したり、最低月に1度あるスクーリングに出席し、期末テストで一定の成績を修める必要があります。

 

上記の条件を満たしたうえで3年以上在籍していれば高校卒業資格の取得が可能です。

 

出典:参考資料4 定時制・通信制課程に係る主な関連法令等について|文部科学省
参照:https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/047/attach/1336362.htm

通信制サポート校は増加傾向にある

通信制サポート校は「高等学校」ではありません。通っても高校卒業資格を取得することはできないのです。

 

通信制サポート校は、通信制高校に通う生徒に勉強や精神的な支援を行う場所のため、予備校や塾に近いでしょう。大半のサポート校は通信制高校と連携をしているので、同時入学が可能です。

 

近年増加し通信制高校が359校に対し、サポート校は1204あります。

 

出典:広域通信制高等学校基礎資料1|文部科学省
参照:https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/125/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2016/08/05/1374601_6.pdf

通信制サポート校で初年度かかる学費の目安

通信制高校と通信制サポート校両方に通学する場合、学費の負担は格段に上がります。しかし、3年間で卒業できるように2校の専門家がサポートしてくれるので、計画的に学習できるか不安に感じている人におすすめです。

 

学費の目安としては入学金が5~20万円程度、授業料が30~70万円程度、施設費や行事運営費等5~10万円程度かかります。サポート校は私立であるため学校によって異なりますが、年間50~100万円程度が相場です。

通信制サポート校と通信制高校の違い3つ

通信制高校は法律によって認められている教育機関のため、公立と私立があります。通信制サポート校は法律によって認められていない教育施設のため、私立しかありません。傾向として、学習塾や予備校と併設されていることが多いです。

 

本章では通信制高校と通信制サポート高校の違いを3つ(運営機関、学費、サポート校では高校卒業資格が取れない)を紹介していきますので一緒にみていきましょう。

1:運営機関

通信制高校は、定時制高校や全日制高校と同じく、決められた単位を取得して高卒資格を得る学校です。文部科学省に認められた学校法人が運営しています。

 

サポート校とはその名の通りに通信制高校に通う生徒をサポートするために設けられた学習支援の教室です。個人で運営されていることもあれば、いくつも店舗がある民間法人が運営していることもあります。

2:学費

通信制高校は公立と私立があります。公立の学費は1単位200円程度、私立では1単位5,000円程度必要となります。世帯収入によっては学費が支給されるため経済的負担は低いといえます。

 

通信制サポート校の利用には、通信制高校の上記の金額にプラスしてサポート校の費用が必要です。稀に通信制高校にサポート校学費が含まれる場合もありますが、初年度納入金の合計50万円〜100万円程度と高額です。

3:サポート校では高校卒業資格が取れない

サポート校は学校教育法に定められていない民間法人の教育機関です。塾や予備校などをイメージして頂けるとわかりやすいでしょう。サポート校を通信制高校が設置していることもありますが、ほとんどは業務委託で運営されています。

 

上記の理由のため、サポート校のみの入学では高校卒業資格は得られません。業務提携している通信制高校に同時入学して、高校卒業資格取得を目指しましょう。

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