よく飛ぶ紙飛行機の作り方とは?折り方について紹介
「子どもに、よく飛ぶ紙飛行機を作ってほしいと頼まれたけど、作り方がわからない」
「折り紙ではなく、大きい紙で紙飛行機を作ってみたい」
「手軽に作れる紙飛行機を知りたい」
室内で過ごすことが増えている子ども達にとって、自宅にあるもので気軽に作れる玩具は嬉しいでしょう。
気軽に作れる玩具と言われて、紙飛行機を連想する人もいます。しかし、紙飛行機を作ってみると様々な疑問が浮かび上がることでしょう。
この記事では、よく飛ぶ紙飛行機について、作り方や仕組みを解説していきます。コピー用紙1枚でできる紙飛行機と、遠くへ飛ばすための発射装置の作り方もおまけという形でお伝えします。
この記事を読み終えた時には、紙飛行機の仕組みや作り方について詳しくなり、紙飛行機を作るのを楽しむことができるでしょう。
紙飛行機の仕組みや作り方など理解を深めたい人は、ぜひこの記事を読んでみてください。
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目次
よく飛ぶ紙飛行機を作るには?
年齢を問わず、手軽に作れる玩具が紙飛行機です。紙があれば作れますが、回転してしまったり、すぐに急降下して床に落ちてしまうということもあるでしょう。これには紙飛行機の重心や翼の長さが関係しています。
この記事では、A4サイズのコピー用紙で折った紙飛行機を使用します。翼や重心が違う紙飛行機を4種類用意して、飛行距離を計測しました。また、読者の人にも実験ができるように、発射装置を使用した飛ばし方や、よく飛ぶ紙飛行機の折り方も合わせてご紹介します。参考にしながらご自宅で挑戦してみてください。
実験に必要なもの・環境・準備
準備する道具は制作段階では、コピー用紙とのりを使用します。飛ばす際に必要な道具は特にありません。発射装置を使用する場合は、割りばし、輪ゴム、カッターナイフが必要です。自宅にある可能性が高い道具を使用するため、新たに購入する必要はないでしょう。
実験を行うにあたって、室内や準備する道具に条件があります。空調が切ってある障害物が存在しない室内で実験を行いましょう。使用する道具は筆記用具、メジャー、ストップウォッチです。
用意するもの | 必要な数 |
---|---|
コピー用紙 | 最低3枚 |
のり | 1個 |
割りばし | 1膳 |
輪ゴム | 2本 |
カッターナイフ | 1個 |
メジャー | 1個 |
ストップウォッチ | 1個 |
実験の方法・手順
実験で使用する紙飛行機と発射装置を作っていきましょう。
紙飛行機の折り方は画像や出典サイトを参考にしながら、紙飛行機を3機以上作成していきます。折るだけでも飛ばすことはできますが、翼の端を動体と並行に1cm折り、動体のポコポコとした膨らんだ部分をのりでくっつけて固定し、形を整えるのがコツです。
発射装置の作り方は、割りばしの太い方にカッターナイフで切り込みを入れて溝を作り、輪ゴム2本を数字の8になるように連結させてから、溝に取り付けて固定します。紙飛行機にもはさみで切り込みを入れて溝をつけたら、紙飛行機の溝に発射装置の3の輪ゴムを取り付けて完成です。
翼の角度や重心が異なる紙飛行機を3機以上用意し、1つずつ飛ばし実験していきましょう。コピー用紙に飛んだ距離や時間を記録して、よく飛ぶ紙飛行機の翼や後方部分の角度を調べます。
- 紙飛行機の作り方を元に紙飛行機を3機以上作成する
- 紙飛行機の発射装置を作成する
- 紙飛行機を飛ばし飛距離と滞空時間を記録する
- 作成した機体数の数だけ飛距離を滞空時間を記録する作業を繰り返す
- 機体のなかで長く飛んだ機体が「よく飛ぶ紙飛行機」になる
実験からわかること
この記事ではよく飛ぶ紙飛行機の作り方を、作り方の解説付きでお伝えしました。よく飛ぶ紙飛行機は、空気抵抗を受ける翼の部分であるラダーと、後方部分のエレベーターの角度が重要となることが分かります。
今回の実験を翼の向きや後方部分を折り曲げて行ったところ、翼を3cm内側に折り曲げて後方部分を折り曲げなかった黄色の紙飛行機が特に長く飛びました。また、発射装置使用前よりも使用後の方が、飛距離を2倍以上長く飛ばせます。
ご自宅で実験を繰り返しながら、周囲の人に自慢できる世界に1つだけの紙飛行機を作ってみてください。