地域の特産品について研究してみよう!
「夏休みの自由研究のテーマに困っている」
「実験道具を新たに準備せずにできる自由研究が知りたい」
夏休みの自由研究に何をしてよいか、テーマ選びから悩んでいる保護者の方もいるのではないでしょうか。
本記事では地域の特産品をテーマとした自由研究について、準備や方法、まとめ方について紹介しています。旅行の予定がある方はその地域の特産品をテーマに選んでもよいでしょう。今、住んでいる地域の特産品を調べるのもおすすめです。
記事を読めば、苦手だった食材を好きになるきっかけになったり、特産品を購入して親子で料理したりと食育にも繋がるでしょう。
本やインターネットを使って特産品を調べるのは、わからないことを子供自らが調べる練習にもなるので、ぜひ本記事を参考にして特産品を調べてみてください。
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調べるのに必要なもの・環境・準備
旅行した際の楽しみの1つが、食ではないでしょうか。旅先で入った飲食店や土産屋で、偶然特産品を知り、食べた経験もあることでしょう。自由研究として地域の特産品を取り上げる場合には、下調べ・実際に実物を見たり食べたりする・結果をまとめるなどの工程が必要です。
各工程で必要となるものは、次のリストのとおりです。全部一度に用意する必要はないので、各工程で必要なものを用意して行ってください。
- 旅行雑誌・地域雑誌などの本、または、パソコンやタブレット
- ノート
- 鉛筆
- カメラ
- ノート
- 鉛筆
- 紙
- カラーペン
- のり・セロテープなど
調べる方法・手順
- 取り上げる地域を決める
- 地域の特産品を本やパソコンで調べる
- 店を訪れて、特産品を観察したり食べたりする
- まとめを作成する
旅行や帰省する予定があれば、その地域の特産品を取り上げるとよいでしょう。もちろん、今住んでいる地域の特産品を調べるものおすすめです。長年住んでいるのに知らなかった特産品が見つかる可能性もあるでしょう。
地域の特産品について子供と一緒に調べ、地域のスーパーやJA、土産屋などに訪れてみてください。調べる際には旅行雑誌などを使ってもよいですし、ITに触れる経験も兼ねて、パソコンやタブレットで調べるのもおすすめです。
実際に訪れて特産品を調べたり食べたりする際には、写真を撮ったり感じたことをメモしたりしておきます。文字に書くことが難しければ、動画や音声を残しておきましょう。自由研究だからと難しく考えずに、旅行を楽しみながら特産品を調べてみてください。
特産品を販売している店では、食材の情報を書いたポップアップが掲示されていることもあります。内容を読んでメモしたり写真に撮ったりしておけば、まとめ作成時に役立つので記録を残しておきましょう。
調べた結果わかること(解説)
テーマに取り上げた地域の特産品には、どのようなものがあったでしょうか。取り上げた食材が、他の地域の特産品になっていることもあるでしょう。1つの食材でも、地域によって特徴が異なることがあります。
たとえば、ネギが特産品である地域をどれくらい知っていますか。年間を通して栽培される白ネギの埼玉県産深谷ネギ、緑の葉がおいしい葉ネギの京都産九条ネギ、白ネギと葉ネギの中間である兵庫県産岩津ネギなどがあります。同じ食材でもそれぞれの地域の土壌や環境などで味や形が異なるので、親子で詳しく調べてまとめてみましょう。
食材だけでなく、料理そのものが特産品となっているものもあります。その場合は、調理方法や必要な食材などを調べてみましょう。家で実際に調理してみても楽しいのではないでしょうか。
まとめ方
ポイントをおさえて自由研究をまとめることで、伝わる特産品のレポートを作成しましょう。まとめるポイントは、取り上げた特産品名・選んだ理由・事前に調べた内容や方法・実際に見たり食べたりした感想・自由研究のまとめの感想の5つです。
調べる際にどのようなことが大変だったか、実際の味は想像とどう違ったか、まとめる際の工夫などを記載してもよいでしょう。子供なりの言葉でまとめつつ、表現が難しいところは保護者がサポートしてあげてみてください。
これまであまり好きでなかった野菜が好きになったり、食に興味を持つようになったりする可能性もあるでしょう。ぜひ、親子で地域の特産品を調べてみてください。