夏の星座について調べてプラネタリウムを作ろう!初心者でもできる観察方法について解説説

夏休みの自由研究に星座を取り上げたいけれど、低学年のお子さんには少し難しそうだと諦めていませんか。ですが、夜に実際の星空を観察することだけが自由研究とは限りません。

お子さんと星座について調べて、お部屋で簡単プラネタリウムを作ってみるのはいかがでしょうか。

この記事では、低学年のお子さんでも、安全で、簡単に、そして低コストで星座が学べるアイディアを紹介しています。

記事を読むことで、図鑑などを使って星座について調べる立派な自由研究ができるでしょう。資料を使って調べることは、星座だけでなく、星、宇宙、神話に興味を持つきっかけになるかもしれません。

将来は天文学者?それとも宇宙飛行士?子どもたちの好奇心をどんどん膨らませてあげましょう。

▼この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます。

星座をテーマにした自由研究アイデア8選

夏の星座について調べてプラネタリウムを作ってみよう

作業は簡単です。星座の形などを自分で図鑑やネットで調べてから、部屋に蛍光ステッカーを貼るだけです。

低学年のお子さんにとっては、壁一面に星座をレイアウトすることは意外に難しいので、はじめは簡単な星座から取り組むとよいでしょう。完成したあとも印象に残りやすく、さらなる好奇心も期待できるかもしれません。

しかも全天候対応で雨でも雪も関係なしです。夏休みの自由研究にはもちろん、天気の悪い日のおうち遊びにもいいでしょう。

観察に必要なもの・環境・準備

  • 星の蓄光ステッカー
  • 光るおり紙
  • 星座の図鑑や星図盤、ネットで調べたものなど
  • その他 ハサミ、両面テープ、懐中電灯など

今回は家にあった星型の蓄光ステッカーを使いました。百均にて購入しています。光るおり紙はなくても構いません。今回はお月様を作るのに使用しました。

懐中電灯は、蛍光素材の蓄光に使うとより光ります。携帯のライト機能は手軽で、光も強く便利に使えます。

観察の方法・手順

  • 寝室などの貼りたい壁や天井の面を拭いて乾かしておきます。
  • 光るおり紙を月形に切ります。
  • 星のステッカーに両面テープを貼ります。
  • 用意した資料でレイアウトしたい星座を調べます。
  • 壁や天井に星や月を貼り付けていきます。

下準備として、貼りたい壁を1度拭いて乾かしておきます。壁には意外にホコリが付いていて、シールも剥がれやすくなってしまいます。

蓄光タイプの光るおり紙があれば、月形に切ります。お椀などを使うと、上手に円を描けます。

星のステッカーの裏に両面テープを貼ります。新品で、すでに両面テープが付いている場合は不要です。

図鑑などで描きたい星座を調べます。今回は夏の星座を調べました。はくちょう座、わし座、こと座です。それぞれ夏の大三角となる一等星には、少し大きめの星を選びました。準備が整ったら壁にレイアウトします。

天井に貼るとプラネタリウムらしくなりますが、小さいお子さんだと脚立に乗っても届きませんし危険ですので、星座の学習には壁面の方がお勧めです。自分で星座の位置を確かめながら楽に貼れます。

夜、電気を消す前に、部屋の電気や懐中電灯などを使って十分に蓄光させると、よりよく光ります。おり紙タイプはステッカーより光が鈍いので、おり紙には特に光をあてて蓄光させました。

電気を消して、星座を観察します。

観察からわかること

自分で調べながら星の位置を確認すると、理解度が増すようです。実際の星空ではほとんど1等星ぐらいしか見えませんが、星の位置がわかっていると小さな星も見付けられるようになります。

また興味も深まるので、娘は自分から星の名前も覚えたいと言って、1等星の名前を書いて付箋を貼っていました。

自分で作ったプラネタリウムで知識を深めたあとは、窓から実際の星空を観察したり、眠くなったら寝室でギリシャ神話のお話を聞かせたりしてあげてもいいでしょう。そして寝るときに電気を消すと、自分で作ったプラネタリウムがまた見られます。

寝るときの楽しみにもなるので、なかなか寝てくれないお子さんや1人で眠ることが苦手なお子さんにも別の効果があるかもしれません。

※実験は安全性に十分配慮して行ってください。実験結果が記事と異なる場合でも弊社は一切の責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。