風向計を手作りしてみよう!ペットボトルを活用した作り方とは
「子どもが自由研究をなににしようか悩んでるけど、なにかいいお題はないかな?」
「子どもが自由研究をする時間がないから、なにかすぐにできるものはあるかな?」
このように、夏休み時期に入った子どもたちの自由研究でなにをおすすめすればいいのか悩んでいる保護者の方もいるのではないでしょうか。
そんなときは手作りの風向計の工作はいかがでしょうか。この記事では、ペットボトルなど簡単に準備できるものだけで、おうちでも気軽に風向計を作る方法について詳しく解説していきます。
この記事を読むことで、風向計の作り方や、また工作をすることの楽しさなどを知ることもできるでしょう。
子どもが自由研究でなにをすればいいのか悩んでいたり、夏休みの残りの時間がなく簡単にできるものを探していたりする保護者の方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
▼この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます。
目次
手作り風向計はペットボトルで作れる!
自由研究でなにをすればいいのか子どもが悩んでいたら、手作りの風向計を作ることをおすすめしてみてはいかがでしょうか。
風向計はペットボトルやカッターなど、おうちにあるもので簡単に作れます。また、作る時間もそこまでかからないため、夏休みに予定が詰まっていて中々自由研究に時間が取れない子どもにもおすすめです。
それでは手作りの風向計を作っていきましょう。
実験に必要なもの・環境・準備
おうちにあるものだけで準備ができるでしょう。ペットボトルは今回500mlサイズを2本使用しましたが、大きめのサイズでも問題ありません。はりがねがない場合は、はりがねハンガーを使用するといいでしょう。
また、カッターやきりなどを使うときは、十分に注意して使用しましょう。
- ペットボトル2本
- はりがね
- 砂や土など重りになるもの
- カッター
- きり
- ペンチ
- ペン
実験の方法・手順
- ペットボトルを用意し、羽根をペンで書いて切り抜き、羽根を起こす
- ペットボトルのフタの中心と、ボトルの底に穴をあける
- フタの穴からはりがねをまっすぐ底の穴まで通し、穴から出てきたはりがねを折り曲げる
- フタの部分のはりがねも直角になるように折り曲げる
- もう1つペットボトルを用意して、中に土などを詰めて重たくする
- もう1つのフタにも穴をあけ、ボトルから出ているはりがねを重りのペットボトルに突き刺す
まずはペットボトルを用意して、ボトルの側面にペンで羽根を均等な間隔で6枚かいて切り抜き、羽根を起こします。このとき、羽に角度を持たせるために、1つの羽根につき、左右の切り込みの長さを1.5cm以上変えるのがポイントです。
羽根を均等な間隔で書くのが難しいときは、あらかじめペットボトルの側面6か所にくぼみのあるものを用意し、そのくぼみにあわせてペンでなぞり切り抜くと、簡単に切り抜くことができます。
次に、ペットボトルのフタの中心とボトルの底に穴をあけ、フタの穴からはりがねをまっすぐに底の穴まで通して、穴から出てきたはりがねをペンチで折り曲げます。フタの部分のはりがねも直角になるように折り曲げましょう。
そして、もう1つペットボトルを用意して、中に土などを詰めて重たくし、フタにも穴をあけ、羽根のあるペットボトルから出ているはりがねを、重りになるペットボトルにフタの穴から突き刺します。これで風向計の完成です。
実験からわかること
風向計を作り外におけば、風車が風の向きを追いかけます。さらに、方位磁石を用意すれば、実際の風向きがわかって天気を予測できる場合もあるでしょう。
風向は、例外もありますが低気圧が近づく場合、太平洋を通るコースでは東風が吹き、日本海を通るコースでは南風が吹きます。また、低気圧が遠ざかって、西から高気圧に覆われる場合は西風が吹き、天気予報のヒントになるでしょう。
ペットボトルの風向計を作って、遊びながら、高気圧・低気圧の動きや明日の天気を当ててみても楽しいでしょう。
この工作や風の観測は、身近なものだけでおうちでも簡単にできますので、ぜひ子どもが自由研究で悩んでいるときの参考にしてみてください。