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「協働性」と「協調性」の違いとは?育てる方法や具体例も紹介

「協働性」と「協調性」の違いとは?育てる方法や具体例も紹介

 6:家族以外の人との交流を深める

子どもの協働性を育てるためには、徐々に家族以外の人との交流も深めていきましょう。家庭内でのコミュニケーションに慣れてきたら、次は社会生活での協働性を養っていく必要があります。

 

相手の立場で物事を考えたり、誰かと協力して達成する経験の積み重ねが協働性を高めていくことに繋がります。身近な市民センターの子どもの集まりや、習い事を通したイベントに参加することで、家族以外の人と交流できる機会を増やしていきましょう。

 教育現場で実践されている協働性の具体例

協働性を育てるための取り組みを積極的に行っている教育機関は多くあります。ここからは小学校の教育現場で実践されている協働性の育成事例を紹介していきます。

 

教育現場ならではの取り組みもありますが、比較的家庭内で取り入れやすい事例をまとめたので参考にしてみてください。

新潟大学付属小学校

新潟大学付属小学校では協働性を育てるために、目的や課題に子どもがそれぞれの資質や能力を発揮し、子ども同士が協力し課題を解決するような授業が行われています。

 

「附属新潟式学級力」や「対話する」スキルの向上を目指した特徴のある授業で、子ども同士のコミュニケーションを促し、聞くことや話すことを得意とする子どもの育成に力を入れていることがわかります。

 

家庭内でもコミュニケーションの機会を増やすなど是非参考にしてみてください。

綾川町立滝宮小学校

綾川町立滝宮小学校では子ども同士のつながりを深め、分かち合いを促すことを重視した授業が行われています。

 

友達の話を最後まで聞くことができるかどうかを客観的に評価するなどして、自ら進んで物事に取り組む姿勢を養っていることが分かります。

協働性を育てる方法を実践してみよう

協働性は大人との信頼関係を基盤に子どもが自ら学んでいくものです。正しい協働性の感覚が身に着くように、必要なタイミングで手を差し伸べられるように大人も理解を深め、協働性を育てる方法を実践することが大切です。

 

子どもの属しているそれぞれのコミュニティで、子ども達が共通の目的に向かい協力して取り組んでいく姿を温かく見守りましょう。

 

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