「協働性」と「協調性」の違いとは?育てる方法や具体例も紹介 「協働性」と「協調性」の違いとは?育てる方法や具体例も紹介 - chokomana
ホーム >

「協働性」と「協調性」の違いとは?育てる方法や具体例も紹介

「協働性」と「協調性」の違いとは?育てる方法や具体例も紹介

「協働性が具体的にどういう意味なのか詳しく知らない」
「社会生活の中で協働性がどのように役立つのかわからない」
このように、協働性の本来の意味を知らないという方が多いのではないでしょうか。

 

この記事では協働性の言葉の意味や、協働性を育てるための4つのステップなどを、教育現場での具体例を添えてわかりやすく解説しています。

 

この記事を読むことで子どもの協働性を育むための知識が身に付き、家庭内で簡単に取り入れられる具体策がわかるようになります。

 

社会的にグローバル化やIT化など多様な文化や人種の織り交ざった現代社会で、子どもを育成する際に意識する必要があるといわれている協働性を、一から学びたいという方は是非チェックしてみてください。

 

▼この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます。

協働性とは?

協働性とは複数人のチーム内で理解や指示を得て、お互いに協力して課題に取り組む能力のことを意味しています。

 

自分の利益だけを求めるのではなく、チームのひとりひとりの能力を発揮させることが全体としての成功に繋がるといわれています。

 

このようにチームの能力の底上げをサポートするために必要なのが協働性です。今世界的にリーダーシップの要素として、協働性があることが求められています。

協働性が求められている理由

近年、協働性が注目され社会的に求められている理由は、これからの時代を担うリーダーとして重要な素質であり、コミュニティに属するうえで必要な能力だからです。

 

利己的にならずに、立場の違う人々と対等に協力していくために必要な力だと言われています。企業での「報告連絡相談」や、多種多用な医療スタッフが協力する「チーム医療」などが協働性を表現した言葉の1例です。

「協働性」と「協調性」の違い

協調性とは周りの人とうまく調和するために意見を合わせる事を意味しています。

 

協調性の意味に対して、協働性とは周りの人と同じ課題を掲げ協力して取り組める人の能力を意味しています。

 

協働性と協調性は似ている言葉ですが、意味や使い方が違うことがわかります。

 協働性を育てるために必要な4ステップ

協働性を育てていくために必要なのは、明確なゴール設定、コミュニケーション能力、そして発想を共有することです。

 

子どもの協働性を育てるために必要なことを4つのステップにまとめたので、それぞれ詳しく解説していきます。

  • ・チームで共有できる目的(ゴール)を決める
  • ・相手の立場になって話を聞く練習をする
  • ・伝わりやすい話し方を練習する
  • ・ひらめきや発想を共有する

1:チームで共有できる目的や目標を決める

協働性を育てるためのステップ1は、チームで共有できる目的(ゴール)や目標を決めることです。

 

家庭というコミュニティでの目的(ゴール)や目標を決めるのであれば、簡単なルールを設定して家族全員が共通のルールを守っているという認識を持ってみましょう。

 

簡単に設定できるルールの例として、毎日1回誰かを褒める、夕食時はテレビをつけずにその日の出来事を共有するなどがあげられます。お互いがルールを意識して協力し合うことで協調性を高めることができます。

2:相手の立場になって話を聞く練習をする

関連記事一覧

関連記事一覧へ