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不登校の原因となりうる要因12選|原因が分からないときの対応も解説

不登校の原因となりうる要因12選|原因が分からないときの対応も解説

生活リズムの乱れ・遊び・非行が原因の不登校は多く、小中学生で全体の約9.1%、高校生では全体の約15%となっています。

家庭に居場所がない児童は、遊びに出て生活リズムが乱れてしまったり、非行に走ったりする傾向があります。

また、非行以外にも不登校の要因を持っている児童が多く、家庭での問題が大きく影響しています。

この場合は、家庭での問題が解決できれば、不登校も一緒に解決するケースがあります。

出典:不登校の要因|内閣府
参照:https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/r02honpen/s3_2.html

3:無気力

不登校の原因は、「無気力」です。

無気力・不安が原因の不登校は、小中学生では全体の約39.9%、高校生では全体の約33.8%を占めています。環境の変化についていけなかったり、疲れ過ぎて登校が面倒くさいと感じてしまったり、受験で燃え尽きてしまったり、様々な理由が考えられるでしょう。

気持ちが疲れてしまったときは少し休むのも良いですが、生活リズムが狂ってしまうと学校に戻れなくなってしまうので、規則正しい生活を送るように気を付けましょう。

出典:(5-7) 不登校の要因|文部科学省初等中等教育局児童生徒課
参照:https://www.mext.go.jp/content/20201015-mext_jidou02-100002753_01.pdf

4:集団生活が苦手

学校は勉強以外に、クラス活動や部活動のような集団生活を学ぶ場でもあります。中には集団生活が苦手な児童もいるため、教師との関係がうまくいかなかったり、クラブ活動・部活動への不適合、学校のきまり等をめぐる問題などで不登校になることがあります。

いじめや非行などの大きな問題がなくても、集団生活に対する苦手意識が不登校の原因になることもあります。

心身に起因する場合の不登校の要因4つ

心身の不調が原因で子供が不登校になることがあります。

心身の不調や体質、生まれつきの性質などによって不登校になりやすい児童がいます。中には専門家の手助けが必要になるケースもあります。

ここでは、心身に起因する不登校の要因を詳しく見て行きましょう。

1:低血圧等の体質

低血圧などの体質による体調不良で不登校になることがあります。

体質のため朝起きるのが苦手な児童は、登校時間に起きられずに不登校になるケースがあります。朝起きられない症状の原因は、体質だけでなく、ストレスや心の病気なども考えられます。

この場合、原因が体質だけとは限らないため病気が隠れていないか注意深く見守ってあげましょう。そして、必要があれば医師の診察やカウンセリングを受けることも考えた方が良いでしょう。

2:学習障害などの発達障害

学習障害などの発達障害も不登校の要因になります。

発達障害のある児童は、知的能力に問題がなくても他の生徒と同じ行動を取れないことがあります。時には自分の考えや行動が理解されず、先生に怒られて自尊心が傷つくこともあるでしょう。

発達障害を持つ児童も登校できる環境を整えるためには、カウンセラーや医師などの専門家の助けが必要になります。家庭と担任教師、学校、カウンセラーなどの連携が重要です。

場合によっては専門の教育を受けられる学校に転校したり、他の施設に通ったりすることも考える必要があるでしょう。

3:学業不振

学業不振で不登校になることがあります。

学業不振での不登校は、小中学生で全体の約7.2%、高校生で約7.1%になります。勉強が難しくてついていけなかったり、思ったような成績をとれなかったりなどで、学校の授業や試験を受けるのが苦痛になります。そのため、学校に行かなくなってしまいます。

このタイプの不登校には勉強のサポートが必要です。家庭で宿題や勉強を見てあげるだけでも効果が出る場合があります。

出典:(6-6) 不登校の要因」|文部科学省初等中等教育局児童生徒課
参照:https://www.mext.go.jp/content/20201015-mext_jidou02-100002753_01.pdf

4:心身の病気

心身の病気で登校出来ない児童は、長期欠席している児童全体の20%前後を占めます。

通院中の怪我や病気はもちろんですが、自宅療養が必要であると保護者が判断した場合も含まれています。

怪我以外の身体の病気も心の病気も、きちんとした治療が必要です。その場合は放置せず、早いうちに医師の診察やカウンセリングを受けましょう。

出典:5.小・中学校の長期欠席(不登校等)|文部科学省初等中等教育局児童生徒課
参照:https://www.mext.go.jp/content/20201015-mext_jidou02-100002753_01.pdf

不登校の原因が分からないときにしてはいけないこと4つ

子供の不登校は原因がはっきりしないことがあります。

そんな時は心配になり、ついしつこく追及してしまいがちです。ですが、本人にも原因がわからないこともあり、あまり追いつめてしまうと良い結果には繋がりません。

ここからは、不登校の原因が分からないときにしてはいけないことを見て行きましょう。

1:不登校を悪いこととして扱う

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