食物繊維たっぷり!グリンピースの栄養を知ろう!
食育
2023.03.28

付け合わせや料理の彩りで使用されることの多い「グリンピース」。
皆さんは、あの小さな実にどのような栄養があるかご存知ですか?
今回は、春に旬を迎える「グリンピース」の魅力をご紹介します。
目次
【グリンピースってどんな野菜?】
グリンピースは、えんどう豆の未熟果です。冷凍品で使われることが多いグリンピースですが旬を迎えるのは春です。実が大きめで弾力があり甘味や香りが強いので、炒め物やスープ、サラダなど、さまざまな料理で楽しむことができます。
原産は中央アジアから地中海沿岸と言われ、古代エジプトやギリシャでも食べられていたという記録があります。
日本には10世紀ころに中国から伝わりましたが、食用が一般的になったのは明治時代以降です。
現在、日本では和歌山県や鹿児島県で多く栽培されています。
【グリンピースの秘めたる栄養】
グリンピースは見かけによらず、栄養価が高い野菜です☆
今回は、注目すべき栄養の一部をご紹介します!
<食物繊維>
食物繊維は、野菜類・豆類の中でもトップクラスの含有量を誇ります!
グリンピースには、腸のぜん動運動を促進する不溶性の食物繊維が多く含まれるので、有害物質を体外に排出して大腸がんのリスクを軽減させたり、便秘改善に役立ちます。
<たんぱく質>
野菜としては珍しく、良質なたんぱく質も多く含まれています。
なかでも、脳を活性化し、記憶力や学習能力の向上に働く必須アミノ酸のリジンも含まれています。
<ビタミンB1>
ビタミンB1は炭水化物をエネルギーに変えるときの補酵素として働き、疲労回復や神経機能維持に役立ちます。
ちなみに、ビタミンB1の効能を期待して食べる際におすすめなのは、グリンピースに長ねぎやにんにく、えびやいかなどの食材を組み合わせることです。
長ねぎやにんにくに含まれる硫化アリルはビタミンB1の吸収を高め、えびやいかに含まれるタウリンは疲労回復に役立ちます。スープや中華炒めなどにして一緒に食べると、より効果的に栄養をとることができますよ。
【おいしいグリンピースの見分け方】
●さや付きのものがおすすめ☆
グリンピースはさやから外すと傷みやすく、時間が経つと豆がかたくなります。
購入する際はさや付きのものを選び、使用する直前にさやから外すようにしましょう。
●さやは緑色でハリがあり、ふっくらしていて実がよく入ったものがよいです。
表面が白っぽいものは熟しすぎ、もしくは古くなったものなので、食感がかたく、風味も落ちています。
店頭にはさやからむいた状態で売られている便利なものもありますが、それを購入する際は粒の大きさや色がそろっていて、きれいな黄緑色のものを選ぶようにするとよいでしょう。
【グリンピースをおいしくゆでるには?】
ゆでる直前にさやから出し、塩を加えた熱湯でゆでます。
指先でつぶれるくらいがゆで上がりのサインです。
すぐに冷水に取ると実がしまり、シワがよってしまうので、ゆで汁ごと流水にあて、ゆっくり冷ましましょう。
【苦手なグリンピースもこれで克服!?マル秘テクニック☆】
グリンピースが好きな方は、豆ごはんやスープに入れて生のグリンピース特有の香りや
味を存分に楽しんでください。
グリンピースの青臭さが苦手なお子さんは少なくありません。
大人でも、グリンピースだけを驚くほどきれいによけて食べる人もいますね。
あの香りはヘキサナールという成分によるもので、生の野菜や雑草にも含まれているものです。香りが苦手な場合は、揮発性の成分なので、少し長めにゆでると香りを弱めることができます。
「食感が苦手…」という方におすすめなのは、かき揚げです。
カリッと揚げることで食べやすくなりますよ☆
【おすすめレシピ☆えびとグリンピースのかき揚げ】
<材料>4人分
むきえび…100g
グリンピース…60g ※さやから出した豆のみ。生のまま使用します。
玉ねぎ…1玉
天ぷら粉…100g
水…適量
塩…ひとつまみ
揚げ油…適量
※お好みでコーンを入れると、甘みのある仕上がりになります。
サイズの大きいえびを使う場合は、玉ねぎと絡みやすいようにカットしてください。
<作り方>
1.玉ねぎは3~5㎜の厚さにスライスする。
2.ボウルに天ぷら粉を入れ、袋に表示されている分量の水を入れて溶く。
3.2に玉ねぎ、むきえび、グリンピース、塩をひとつまみ入れて全体を合わせる。
4.170℃の揚げ油でカリッと揚げる。
【まとめ】
現在、グリンピースは缶詰や冷凍品などで通年手に入りますが、さやから豆を取り出し、味わうことができるのは今の季節だけです。
缶詰や冷凍はあまり好きではなくても、旬のさやから出して茹でたものは味がしっかりあっておいしいと感じてくれるかもしれません。
食べるのが苦手なお子さんも、さやから豆を取り出すお手伝いは楽しく参加してくれるかもしれません。季節の食材に触れる体験をぜひ取り入れてみてください。
また、4月の二十四節気は、全てのものが生命に満ち溢れ、生き生きと輝く「清明」と恵みの雨により大地が潤う「穀雨」という季節です。万物に感謝の気持ちをもって旬の食材を味わいましょう。
「清明」とは?⇒二十四節気「清明」とは?その由来や時節を感じられる風物詩ついて解説!
「穀雨」とは?⇒二十四節気「穀雨」とは?穀雨の時期の美味しい食べ物についても解説!
“食”を通じて皆さまの健康づくりを支えるミールケア
ミールケアでは ONLINE SHOP みーるマーマをオープン。
アレルギーに配慮した商品のご案内や、子どもの食に役立つ情報の配信も行っています。下記リンクをご参照ください。
関連記事一覧
-
今が旬!栄養満点のもずくを食べよう わかめや昆布、ひじきなど、海に囲まれた日本にとって、海藻は昔から身近な食べ物です。ほとんどの海藻は春から夏にかけて旬を迎えます。今回はそのなかでもツルツル、シャキシャキの食感がおいしい、「もずく」についてご紹介します。&...
食育
2023.05.16
-
今注目の米粉で作る 簡単おやつ・お煎餅 秋に収穫を迎えるお米ですが、苗の植え付けは5月~6月に行われます。パリッとしておいしいお煎餅は、これから秋に向け成長する「お米」から作られています。実は、家庭でも米粉で簡単にお煎餅を作ることができます。今回はお子さんと...
食育
2023.05.16
-
どうしておやつは3時なの? おやつは、お子さんにとっても大人にとっても嬉しい時間です。よく「3時のおやつ」という言葉を耳にしますが、なぜ「3時」なのかご存知ですか?今回は、知っているようで意外と知らない、「おやつ」についてご紹介します。 ...
食育
2023.03.28
-
ワクワクするおいしいお弁当 ~彩りがバランスのヒントに!~ 「お弁当」と聞くと、ワクワクする気持ちになるお子さんは多いのではないでしょうか。行事やイベントで食べるお弁当はひときわ嬉しいものですよね。実は、お弁当箱を使うと食事のバランスがとってもわかりやすく表現できます。今回はこれ...
食育
2023.03.28
-
春の山菜 日本原産の「ふき」を食べよう 春先になると多く出回る山菜「ふき」。独特の香りとほろ苦さが特徴で、煮物や炒め物などにしてよく食べられます。水煮のものは通年手に入りますが、やはり生のふきは味も香りも格別です。今がおいしい「ふき」についてご紹介します。&n...
食育
2023.03.28