とろろの栄養を紹介!効果を知って普段の生活に取り入れてみよう
食育
2021.12.09
目次
「とろろって食べた事はあるけど、どんな栄養素があるんだろう?」
「とろろとひとことでいっても種類は一つだけなのかな?」
このように、身近な食材である「とろろ」について、栄養価や品種など気になってはいるけど詳しく調べた事がある人は少ないのではないでしょうか。
「とろろ」とは、長芋や大和芋、自然薯などをすりおろした状態のもので、その栄養価の高さから「山のうなぎ」とも呼ばれ、マグロのさしみなどとの相性も良い食材としても知られています。
本記事では、とろろの栄養素である成分や効果をはじめ、食べ方や、健康に良い栄養素としてはどんなものが含まれているのかなどを紹介しています。
この記事を読むことで、山芋の保管方法から効果的な食べ方や栄養などが分かります。山芋について詳しく知り、日々の食事に効果的に取り入れていきましょう。
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とろろは長芋をすりおろして作られる
長芋は、ヤマノイモ科の山芋の一種で、比較的水分量が多いため、すり下ろすとさらりとした粘り気の少ないとろろができ上がります。
一口に「とろろ」といっても、長芋のほかに、大和芋や自然薯からできるとろろもあり、原産国やとろろにした際の栄養価などにも違いがあります。
ご飯はもちろんのこと、蕎麦やうどんなどにかけて食べられることが多い食材です。
とろろの栄養と期待できる効果
ここでは、とろろの栄養と食べることで期待できる効果について紹介します。
特に、すりおろした際に出る粘りが体にとってどのような働きをしてくれるのかについて、詳しく見て行きましょう。
- ・食物繊維を豊富に含むためダイエットや美容におすすめ
- ・カロリーも低く生活習慣病の予防にも
- ・胃腸に優しく疲労回復が見込める
- ・血糖値の急激な上昇を抑える
1:食物繊維を豊富に含むためダイエットや美容におすすめ
まず、長芋に含まれる食物繊維とカリウムに注目してみましょう。とろろは、食物繊維やカリウムを含んだ食材です。
特に、とろろに含まれる食物繊維は、消化による糖の吸収を緩やかにする働きがあります。また、便秘を解消してくれる働きも期待できるでしょう。
また、とろろは余分な塩分を排出するカリウムも含むため、塩分の摂り過ぎを調節してくれる食材といえます。
出典:食物繊維の必要性と健康|厚生労働省
参照:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-001.html
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