二十節気「立秋」とは?イベントや時期の美味しい食べ物についてご紹介
季節の学び
2021.07.14

8月の1つ目の二十四節気「立秋(りっしゅう)」。
2023年の立秋は8月8日(8月8日〜8月22日)です。
では「立秋」はどのような季節なのか詳しくご紹介します。
「立秋」とは?
立秋とは二十四節気において、暦の上ではこの日から秋の始まりとされています。
秋の気配が立つという意味で「立秋」といいます。
8月8日頃はまだまだ暑い日が続いていますが、この日から少しずつ涼しくなって秋の気配が漂いだすという意味も込められています。立秋以降の暑さを「残暑」といい、「暑中見舞い」は立秋以降「残暑見舞い」にかわります。
「立秋」のイベント
立秋の時期の行事では8月13日から16日にかけて「お盆」があります。
(地方によっては7月がお盆の所もあります。)
お盆とは故人やご先祖の霊魂(れいこん)を供養する期間のことで、あの世にいる霊魂が、生前過ごしていたこの世、地上に戻ってくるといわれています。
お盆の時期に、きゅうりやなすに割りばしを刺してご先祖様の乗り物に見立てて飾る「精霊馬(しょうりょううま)」をよく見かけますよね。
先祖をこの世にお迎えする「迎え盆」の際には早く来てほしいので、足の速い「馬」に見立てた「きゅうり」を、あの世にお見送りする「送り盆」の際にはゆっくり帰ってもらうため、足の遅い「牛」に見たてた「なす」を飾るといわれています。
では、何故きゅうりとなすなのでしょうか…?
きゅうりもなすも夏の野菜で、全国各地で収穫することができます。旬の美味しいものをお供えするという意味できゅうりとなすがお供えされたといわれています。
また、沖縄では「サトウキビ」をお供えする文化もあり、地域によってお供えする
野菜や、お供物に違いがみられます。
昔は、役目が終わった「精霊馬」は川や海に流していましたが、土に返すという意味で畑や家の敷地内に埋めていた地域もあります。最近では、「塩」でお清めをした後に、半紙などに包んで可燃ゴミに出すことが多いようです。
立秋の時期の美味しい食べ物
「とうもろこし」
とうもろこしは6月から8月が収穫時期です。
みずみずしい甘みが楽しめ、子どもたちにも人気の夏の野菜です。
原産地は南アメリカで、マヤ・アステカ文明はとうもろこしを主食として発達した文明です。
コロンブスがヨーロッパに持ち帰り、世界中に広がったといわれています。
とうもろこしは品種が多く、野菜として食べるスイートコーン、コーンスターチの原料のデントコーン、ポップコーンになる爆粒種などが栽培されます。
糖質とたんぱく質が多く、ビタミン、カリウムも豊富で栄養的にも優れた野菜です。
焼きとうもろこしや、茹でとうもろこしだけでも美味しいですし、ご飯にまぜて食べるのも良いですね。
「オクラ」
夏バテ防止にも良いといわれ様々な料理に使いやすいオクラは6月から9月が旬の野菜です。
原産地はアフリカ北東部で、紀元前2世紀にはすでにエジプトで栽培されていたといわれています。オクラ独特のネバネバは主にガラクタンやアラバン、ペクチンなどの食物繊維です。ペクチンは便秘や下痢を予防し大腸ガンのリスクを減らしてコレステロールを減らす効果があります。また、免疫力アップや抗酸化作用をもつビタミンCも豊富なので体の老化予防も期待できます。
オクラは栽培が簡単なため、家庭菜園でも育てられることが多い野菜です。
ぜひ、みなさんもこの季節に栽培してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、立秋についてご紹介しました。
ご先祖様への感謝はもちろん、ご家族や周りの方、万物への感謝を忘れないようにしたいですね。
そして、旬の食材で栄養をつけ、秋への準備期間である立秋を楽しみながら
残暑をのりこえましょう!
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