豆鼓醤(トウチジャン)とはどんな調味料?使用した料理例も紹介!
食育
2021.11.22

目次
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トウチジャンを使った炒飯の作り方は、いつもの手順のまま具材もお好みでOKです。溶き卵やご飯を入れて炒めた後に、塩コショウに合わせてトウチジャンを小さじ1〜2杯入れてよく混ぜます。
いつもの炒飯の作り方に、トウチジャンを少し入れるだけで味に深みが出ます。
4:中華炒め
トウチジャンを使った中華炒めは、お好みの具材ににんにく・しょうがなどとトウチジャンを加えて炒めるだけです。
トウチジャンを合わせて入れることで、美味しさが格段に上がります。野菜を大量消費したい時や、冷蔵庫の残り物を片付けたい時にもおすすめの一品です。
5:蒸し料理
中華料理と言えば、炒めものが多いイメージがありますが、本場中国では蒸し料理も多く、豆鼓を使ったたくさんのメニューがあります。
皿に肉・魚、野菜、きのこ類などをのせ、トウチジャンに酒や砂糖・醤油を合わせたものをかけて蒸します。レンジであれば時間短縮もできるので、忙しい日にもピッタリでしょう。
トウチジャン以外の4つの中華調味料
トウチジャンを使った料理を紹介しましたが、中華料理でよく使われる調味料は他にもたくさんあります。ここでは、トウチジャン以外の中華調味料を4つ紹介します。
これらの中華調味料は、スーパーでも手軽に買えるので参考にしてみてください。
1:甜麺醤(テンメンジャン)
甜麺醤(テンメンジャン)は、赤味噌をベースにして、そら豆味噌(黄醤という中華の大豆味噌)とごま油の香りを生かして作った中華の甘味噌です。
甜麺醤は、回鍋肉(ホイコーロー)や麻婆豆腐に使うとより美味しくなります。また、北京ダックのタレとしても使われています。
2:芝麻醤(チーマージャン)
芝麻醤(チーマージャン)は、ゴマをすりつぶして植物油を加えペースト状にしたものです。芝麻醤の芝麻とは、中国語でゴマを意味しています。
芝麻醤は、鶏むね肉を使った棒々鶏(バンバンジー)や担々麺に使われています。しゃぶしゃぶのタレとして使うのもおすすめです。
3:豆板醤(トウバンジャン)
豆板醤(トウバンジャン)は、辛味の強い中国の味噌です。そら豆と刻んだ唐辛子を熟成させているため、香ばしさと辛味が特徴の調味料です。
中華料理では、四川麻婆豆腐や担々麺、ホイコーローに使われています。辛い料理が好きな方であれば、キムチ鍋に使ってもコクが出ます。
4:XO醤(エックスオージャン)
XO醤(エックスオージャン)とは、1980年代に香港で考案された合わせ調味料です。香港ペニンシュラホテルの広東料理レストランの料理長が、高級食材を惜しみなく使ったXO醤(エックスオージャン)を開発しました。
XOとは、ブランデーの最高等級を表すエクストラオールドが元です。干しエビ・干し貝柱・金華ハムなどの具材に、生姜・唐辛子・にんにくなどを合わせて作られています。
また、XO醤(エックスオージャン)は調味料としてだけではなく、箸休めや酒の肴としても楽しむことができます。
豆鼓醤(トウチジャン)をいつもの料理に加えてみよう!
この記事ではトウチジャンの特徴や代用できる食材、そしてトウチジャンを活用した料理を紹介してきました。トウチジャンはいつもの料理に少し加えるだけでコクや深みが増します。
この記事を参考に豆鼓醤(トウチジャン)を使って、いつもの料理に味わいを加えてみましょう。
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