リボベジに向いているおすすめの野菜15選!育て方のポイントは?
食育
2021.12.09

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他の植物と同じように日当たりが良い場所を好むとされますが、直射日光があたらないようにしましょう。夏場は、日当たりが良すぎる場所だと水温が高くなり、傷みやすくなってしまうため注意が必要です。
レースカーテン越しの窓際や、キッチンの窓辺やカウンターなど、適度な光が入る明るい場所がおすすめです。風通しが良い場所かという点にも気を配りましょう。
2:リボベジする根やヘタは大きめのものにする
リボベジする根やヘタは長め、厚めに大きく残すのがポイントです。リボベジは切れ端の養分で成長するため、大きめのものの方が失敗が少なくなるでしょう。
大根やニンジンのように、生長点を残すのも重要です。野菜の生長点は、根と葉との境目周辺にあることが多いため、根を育てたい場合にも、少し茎を残しておくと良いでしょう。
3:毎日水を取り換える
水は毎日取り換え、衛生面に気を付けることが重要です。水を取り替えないと、カビや雑菌が繁殖しやすくなります。1日1回水を替えるほか、容器のぬめりや切り口の汚れも定期的に洗い落として清潔に保ちましょう。
水に浸かりすぎると腐る原因になるため、水量にも気を付けます。根菜類は切り口だけを、葉物は根が水に浸かる程度の少ない水で育てましょう。
4:収穫後は加熱調理して食べる
リボベジで収穫した野菜は、できるだけ加熱調理してから食べるようにしましょう。スーパーなどで購入する野菜とは違い、家庭では厳密な衛生管理は難しい場合があります。そのため、生で食べるのは避けた方が良いでしょう。
スープに入れて煮込むほか、炒め物にするなどして、加熱した方が安心して食べられます。
5:縦に伸びる野菜は倒れないようにする
ネギや小松菜など縦に伸びていく野菜は、倒れないように工夫しましょう。育てる容器をコップなどの高さがあるものにしたり、スポンジの中央に切れ込みを入れて挿し込むと倒れにくくなります。
小ネギなどは輪ゴムでゆるく束ねておくのも良いでしょう。ネギはコップなどにまとめて2、3本ほど一緒に入れると倒れずに安定しやすくなります。
リボベジを始めてみよう
本記事では、リボベジに向いているおすすめの野菜15選と育て方のポイントについて紹介してきました。「おうち時間」が増えている昨今、毎日の生活の中にインテリアとしても活用できる「リボベジ」を取り入れてみるのはいかがでしょうか。
育てる楽しみと食べる楽しみの両方を味わえ、フードロスの削減や食費の節約にも繋がるでしょう。特別な道具を用意する必要や広い場所を準備する必要がないため、子どもの食育や夏休みの自由研究などにもおすすめです。
この機会に、「リボベジ」をぜひ始めてみてはいかがでしょうか。
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