かぼちゃ29品種の特徴とは?長持ちさせる保存方法もあわせて紹介
食育
2021.11.30

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13:くりゆたか
くりゆたかは、かぼちゃの種類としては、収量を上げることを目的として作られた品種で、皮はやや濃い緑色、果肉は明るい黄色で甘みが強く、強粉質なのが特徴のかぼちゃです。
果肉が強粉質で煮崩れしにくく、甘さが強いため、煮物に使うのがおすすめです。また、煮物にする際は、薄めの味付けにして、かぼちゃの自然の甘さを生かした食べ方にするのがよいでしょう。
14:宿儺かぼちゃ
宿儺かぼちゃは、薄い緑色の皮、濃い黄色の果肉で、へちまのような細長い形が印象的なかぼちゃです。
自然な甘さでホクホクとした食感があり、クセも少ないため、味付け薄めのスープやポタージュなどにしてもよいでしょう。
15:長かぼちゃ
長いカボチャの種類のひとつである長かぼちゃは、その形が細長くまるでヘチマのようで、マダラ模様が入った皮は薄い灰緑色のものから濃い緑色のものまであります。
味わいは、甘みがあり、加熱するとホクホクとした食感で、煮物はもとより、プリンやパンプキンパイなどのスイーツにしても相性がよいのが特徴とされています。
16:伯爵かぼちゃ
伯爵かぼちゃは、象牙のような白っぽい色をしていて皮が硬く、メロンに似た香りもするのが特徴のかぼちゃです。
皮が硬いため、長期保存がしやすく、適温で保存することで糖度が増し、ホクホクとしたその食感とともにより美味しく食べられるでしょう。
ペポかぼちゃの品種5選と特徴
日本でも話題になりやすいハロウィンですが、そのハロウィンで使われている、大きくて皮が鮮やかなオレンジ色のかぼちゃは、ペポかぼちゃというかぼちゃの種類になります。
ここでは、ペポかぼちゃの品種5選を紹介していきます。
- ・韓国かぼちゃ
- ・そうめんかぼちゃ
- ・おばけかぼちゃ
- ・ズッキーニ
- ・アトランティックジャイアン
1:韓国かぼちゃ
韓国かぼちゃはペポかぼちゃの一種で、皮は少し薄目の黄緑色で縦縞模様があり、細長い形をしていて表面が艶々としていて光沢があります。
韓国かぼちゃの果肉はとても柔らかく、加熱することでより中の方まで柔らかくなります。また、かぼちゃ特有の癖はほとんどなく、甘みは少ないため淡泊な味わいなのが特徴です。
あまり甘みが強くなくあっさりとしたかぼちゃを食べたいときにはぴったりのかぼちゃでしょう。
2:そうめんかぼちゃ
そうめんかぼちゃはペポかぼちゃの一種で、皮が黄色で楕円形の形をしたかぼちゃです。
ゆでると繊維質の果肉が糸状にほぐれて、その果肉がまるでそうめんのようになるのが、そうめんかぼちゃの所以になっています。
味わいは、甘みは少なく、あっさりとしているのが特徴です。
3:おばけかぼちゃ
おばけかぼちゃは、その名前から分かるように、一般的なかぼちゃの大きさよりも何倍も大きいのが特徴です。
果肉は水分を多く含み、柔らかいので簡単にくり抜くことができます。料理として使う場合、おすすめはパンプキンパイなどのスイーツです。
4:ズッキーニ
ズッキーニは、日本でもよく知られるようになってきている緑色で細長い形のかぼちゃですが、その形状からズッキーニを、きゅうりの一種だと思われている方も少なくないでしょう。
ズッキーニは、あっさりとした淡泊な味わいで、南フランス料理ではよく使われています。ナスに近い食感なため、カレーや揚げ物、あるいはピクルスのように生食でも美味しく食べられるでしょう。
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