バターは賞味期限切れでも食べられるって本当?保存のポイントも紹介
食育
2021.11.18
目次
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食べることができない賞味期限切れバターの3つの特徴
賞味期限が切れてからそんなに時間が経っていなくても、食べることができない状態があります。
「カビが生えている」「使い込んだ油のような匂いや異臭がする」「表面だけでなく、中身も黄色や茶色に変色する」という3つの状態について紹介します。
賞味期限が切れていても、食べられる期間はあくまでも目安です。状態が変わってしまっているものは食べないようにしましょう。
1:カビが生えている
雑菌が付いたり、保存状態が悪いとカビが生えてしまいます。バターナイフを入れっぱなしにしていると、パンくずから雑菌が入り、カビが生えることがあります。
使用後のバターナイフは、ケースの中に入れないのはもちろんですが、パンくずが入ってしまわないように、気を付けて使いましょう。
また、カビを見つけにくい種類のバターもあります。いつもと様子が違ったり、変な味がした時は、すぐに食べるのをやめて処分しましょう。
2:異臭がする
賞味期限が切れて酸化してしまったバターは、使い込んだ油のような匂いや異臭がします。
バターは匂いが付きやすい食品です。冷蔵庫に一緒に置かれているキムチや漬物など、他の食品の強い匂いが付いてしまうこともありますが、使い込んだ油のような匂いがする場合は、腐敗してしまっている可能性があるため、食べるのをやめて処分しましょう。
3:変色している
バターの表面だけでなく、中身も黄色や茶色に変色してしまった場合、食べるのはやめておきましょう。
バターが変色するのは、長時間空気に触れていたことによる油の酸化が原因と考えられます。水分が蒸発し、乳脂肪の黄色が濃く見えてきます。中身まで変色してしまった場合、内側まで酸化してしまっている恐れがあります。食べるのをやめて処分しましょう。
バターを長持ちさせる5つのコツ
バターは腐りにくい食品ではありますが、ちょっとしたコツでさらに長持ちさせることができます。
カビを生やさないように、調味料やパンくず・水などとの接触を避けましょう。なるべく空気に触れないように使う分だけ取り分け、冷凍保存し、解凍する時は塊ごと常温に戻さないようにします。また、バターについている銀紙をそのまま使うことで酸化を防ぎましょう。
バターを長持ちさせるコツを5つ紹介します。
1:バターに触れる時は清潔を心がける
調味料やパンくずなどがバターに触れてしまうと、雑菌や水分が付いてしまい、カビの原因となります。
ちょっとパンに塗り足すためや料理の途中に他の調味料をすくった道具でバターを使うこともありますが、カビの発生や調味料の匂いが移ってしまうため、バターに触れる時は清潔なもので取るようにしましょう。
2:水との接触を避ける
バターに水が付着すると酸化を早めてしまうだけでなく、カビの発生などにも繋がります。そのため、バターナイフやスプーンなどでバターを取る時は、しっかりと水気をふき取ってから使うようにしましょう。
冷凍したバターを解凍する時に水分が出てしまい、酸化を早めてしまうこともあるため、解凍する時は気を付けましょう。
3:冷凍保存する
冷蔵庫は開け閉めすることが多く、庫内の温度が下がることがあるため、冷凍保存しておきましょう。バターを丸ごと冷凍してしまうと、使いたい分量を取るのに全体を解凍する必要があるため、冷凍する際は小分けに切り分けておくと便利でしょう。
バターナイフやバターカッターで1回分程度になるように切り分け、取りやすいようにラップで包み、さらにフリーザーバックに入れて密閉して保存します。
4:塊ごと常温に戻さない
使うたびに丸ごと食卓に出してしまうと、バターが溶けてしまい、風味が落ちてしまいます。予め、ナイフやバターカッターを使用して、小分けにしておきましょう。使う分だけ冷蔵庫から出すようにする工夫が必要です。
バターは溶けると組織が壊れてしまい、風味が落ちてしまいます。冷蔵庫で冷やし直しても風味は戻ることがないため、なるべく常温に近づけないようにします。常温に置けば置くほど、悪くなることを意識しておきましょう。
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