懐かしの給食の味をご家庭で!「きな粉揚げパン」
育児
2022.10.13
揚げパンの始まり
揚げパンは昭和27年、東京の大田区の小学校で生まれました。風邪で学校を休んだ生徒に栄養をつけてもらおうと、残ったパンで作ったことがきっかけといわれています。
現在では衛生的な側面から休んだ生徒に給食を届けることはありませんが、当時の給食は子どもたちの栄養状態を改善するために必要な存在でした。
高温で揚げることで保存性が高まり、さらにかたいパンでも食べやすくなること、また、砂糖をまぶすのでエネルギーが高くなるなど、当時できる精一杯の工夫が凝らされた一品だったことが伺えます。
その後、給食でも提供されるようになり、人気メニューのひとつになりました。
コッペパンを揚げて砂糖をまぶすのが定番ですが、地域によってはきな粉やココア味、ねじりパンで作るタイプ(※ツイストドーナツのような形になります)などもあり、さまざまなバリエーションがあります。
揚げパンは未知の味?
人気の給食メニューランキングなどで、ほぼ必ず名前が載る揚げパン。
しかし提供されていない地域もあるため、一度も食べたことが無い、という方もいらっしゃいます。発祥が東京都のため、関東地方では提供されることが多いようです。また、主食としては高エネルギーなことや、米飯給食の推進により、パン給食そのものが少なくなっていることなども関係して、揚げパンは採用されなくなりつつあるとか。
給食で揚げパンをよく食べていた、という方はラッキーだった…という日が来るのかもしれませんね。
お家で簡単!きな粉揚げパンの作り方
<材料>
・ロールパンもしくはコッペパン 4個
・揚げ油・・適量
・きな粉・・大さじ4
・砂糖・・大さじ2
(作り方)
きな粉と砂糖は、予め混ぜておく。
200℃の揚げ油でパンを片面20~30秒ずつ揚げ、表面がカリッとしたら取り出す。
熱いうちに①のきな粉をまぶす。
<ポイント>
・揚げるときに油の温度が低いと失敗しやすくなります。
油の温度が下がらないように、大きめの揚げ鍋を用意するか、ひとつずつ揚げるのがおススメです。
・揚げたパンには、熱いうちにきな粉をまぶすと粉がしっかりついて、より美味しくなります。
・ロールパンやコッペパンは、切らずに丸ごとで揚げましょう。
カットすると断面から油を多く吸ってしまい、油っぽい仕上がりになってしまいます。
アレンジして、揚げパンを楽しもう
ココア味で作りたい場合はきな粉をココアパウダー小さじ2に変更してみましょう。
また、シンプルに砂糖だけでもいいですし、シナモンやうぐいすきな粉を使うと見た目や風味の変化も楽しめます。
また、揚げパンというとコッペパンなどをイメージしますが、食パンの耳で作る揚げパンも手軽で食べやすく、食パンの耳はかさばらないので、少ない油で揚げることもでき、おススメです。
お子さんと作るときには
パンを揚げるのは大人が行い、味付けをお子さんにしてもらいましょう。
揚げたてのパンは熱いので、スプーンでかけたり、大人がパンの向きを変えてあげたりすると火傷の心配も少なくなります。
全体にまぶすのもいいですが、半分ずつ味を変えてみるのもいいでしょう。揚げパンの味付けに使う材料を混ぜ合わせてもらい、好きな味付けを選んでつけ、出来立てを一緒に味わいましょう。
5~6歳くらいになって包丁が使えるようになる頃には、食パンの耳をカットしてもらうのもいいですね。必ず大人が見守り、安全に配慮して行いましょう。
まとめ
最近では給食の献立もバリエーションが豊かになり、揚げパンの提供は減っているかもしれません。お子さんと一緒に作って味わい、「小さい頃は食べていたんだよ」「好きな給食は○○だったよ」と給食の話をしてみるのも良いですね。
ただ、揚げパンは、今とは栄養状況の異なる時代に栄養をとってほしいという思いから生まれた料理ですので、たくさん食べてしまうと糖質や脂質を多く摂り過ぎてしまいます。おやつを食べすぎて食事が入らないということにならないように、適量を意識して、おやつに取り入れましょう。
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