ドライアイスの処分の仕方とは?注意点や保存方法もあわせて紹介 ドライアイスの処分の仕方とは?注意点や保存方法もあわせて紹介 - chokomana
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ドライアイスの処分の仕方とは?注意点や保存方法もあわせて紹介

ドライアイスの処分の仕方とは?注意点や保存方法もあわせて紹介

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「アイスの保冷用にドライアイスを貰ったけど、どう処分したらいいのかしら?気を付けることはある?」
「ドライアイスをより長く保存するには、どんな方法があるのかな?」
「コロナワクチンを保存しているドライアイスって、何だろう?」
このように、ドライアイスの処分や保存方法で悩みや疑問点はないでしょうか。

 

本記事では、ドライアイスの処分方法や注意事項を学ぶことができます。また、ドライアイスの基礎知識、保存方法もわかります。

 

この記事を読めば、アイスや冷凍食品を購入した後についてくるドライアイスを危険なく処分することができるでしょう。また、すぐなくなってしまうドライアイスを持続させる方法もわかります。

 

酸欠や凍傷など扱いを間違えると危険なドライアイスですが、この記事を読んで正しく処分しましょう。

 

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ドライアイスに関する基礎知識3つ

正しく処分するために、ドライアイスに関する基礎知識を確認しましょう。紹介する基礎知識は、ドライアイスの「温度」「成分」そして「水に入れると煙が出る理由」です。

 

ドライアイスは便利ですが、扱い方を間違えると凍傷や呼吸困難などに陥る可能性があります。基礎知識を得て、十分取り扱いに注意した上で処分しましょう。

1:温度

ドライアイスの温度は、およそ-80℃に近い個体です。昇華(気化)していくため、元の状態をそのまま維持することができません。

 

また、低温であるため、素手で直接触れてしまうと凍傷になる危険があります。使用する際には、厚手の手袋を着用し新聞紙等で包みながら触るようにしてください。また、子供が触れる場所には置かないよう、管理を徹底しましょう。

2:成分

ドライアイスの成分は、二酸化炭素(炭酸ガス)です。化学式はCO2です。

 

二酸化炭素を生成する方法は以下の通りになります。

 

1.二酸化炭素(気体)に加圧して液化させる
2.二酸化炭素(液体)を急速に大気中に放出することで気化熱が奪われる
3.二酸化炭素(液体)の温度が凝固点を下回る
4.ドライアイスになる

3:水に入れると煙が出る理由

ドライアイスを水に入れると煙が出る理由を説明します。

 

ドライアイスの温度は、水が凍る0℃よりも低い温度です。水がドライアイスに触れると、急速に冷やされ小さな氷(個体)と水(液体)の粒になり、煙のように見えます。煙がその後消えてしまうのは、大気中の温度で暖まり、氷と水が水蒸気(気体)に戻るからです。

 

昇華(気化)した二酸化炭素は無色透明で匂いもありません。また、酸素より重いため下へとたまります。

ドライアイスの処分の仕方3つ

ドライアイスの処分方法を3つ紹介します。処分方法は「ドライアイスと水を入れて処分する方法」「ベランダや屋外に放置して処分する方法」、そして「発泡スチロールに入れて処分する方法」です。

 

処分方法を間違えると、凍傷や二酸化炭素中毒による酸欠、容器の破裂などが起こります。十分に気を付けて処分してください。

1:ドライアイスと水を入れて処分する

ドライアイスを処分する方法1つ目は、ドライアイスと水を入れて処分する方法です。ボウルやバケツに水を張り、中にドライアイスを入れましょう。ドライアイスを細かく砕くことによって、さらに早く昇華(気化)させることができます。

 

ドライアイスは低温個体であり、徐々に昇華(気化)していることはお伝えしました。さらに常温の水の中に沈めることにより、ドライアイス周辺の温度が高まり昇華(気化)を早めることができます。

 

ドライアイスを水に入れる際、水が跳ねる場合があります。気を付けて入れましょう。また、ドライアイスを素手で触れるのは危険です。忘れずに分厚い手袋を着用してください。

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