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指しゃぶりをやめさせる方法|する理由や気になることもあわせて紹介

指しゃぶりをやめさせる方法|する理由や気になることもあわせて紹介

  • ・3歳児検診時に相談できる
  • ・5歳くらいで終わることが多い
  • ・生まれる前からしている

1:3歳児検診時に相談できる

3歳児検診で確認される発達の目安に「いつも指しゃぶりをしていないか」という項目があります。この項目から、指しゃぶりをするのは3歳頃までとされていることがわかるでしょう。

 

ここで問題とされるのは、指しゃぶりが「歯列不正に影響がある口腔習癖」だからです。過度に指しゃぶりをしている場合は、3歳児検診で相談してみることで、指しゃぶりをやめさせるアドバイスをもらえたり、歯科医への相談を勧めてもらえたりするでしょう。

 

出典:乳幼児健康診査事業 実践ガイド|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000520614.pdf

2:5歳くらいで終わることが多い

厚生労働省の調査では、3ヶ月から5歳の子どもに指しゃぶりの現象が現れ、5歳になるとその数は10%まで減少するとされています。また、指しゃぶりをする子どもに男女の差はありません。

 

5歳になっても指しゃぶりをしている場合は、子どもの心理面に問題があることが疑われます。専門機関への紹介もしてもらえるため、気になる場合は医師に相談してみましょう。

 

出典:一般小児科医のための子どもの心の診療テキスト|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/pdf/kokoro-shinryoui01.pdf

3:生まれる前からしている

妊婦健診のエコーで指しゃぶりをしている胎児が映ることがあります。また、生後すぐに指に吸いだこが確認できる赤ちゃんもいると言われています。

 

生まれたばかりの赤ちゃんが、教えられずとも母乳やミルクを吸うことができるのは、生まれる前から指しゃぶりをして吸う練習をしているからでしょう。

指しゃぶりやめさせる方法8つ

子どもがする指しゃぶりは、3歳までは心配せずに見守っていればいいと言われています。

 

では、3歳を過ぎても指しゃぶりをしている場合には、どのようにやめさせれば良いのでしょうか。

 

ここでは外遊びや運動させたり、絵本をたくさん読んであげたりと、子どもの指しゃぶりをやめさせるための方法を8つ紹介します。

 

出典:指しゃぶりについての考え方|公益社団法人 日本小児保健協会
参照:https://www.jschild.med-all.net/Contents/private/cx3child/2006/006503/018/0513-0515.pdf

  • ・スキンシップをする
  • ・手や体を動かす遊びをする
  • ・寝る前に本を読む
  • ・指に塗り薬を塗ってみる
  • ・絆創膏を使う
  • ・優しくうながす
  • ・子どものリズムを整える
  • ・無理にやめさせようと怒りすぎない

1:スキンシップをする

心を落ち着かせるためや、気持ちを安定させるために指しゃぶりをする子どももいます。

 

子どもが指しゃぶりを始めたら、子どもを抱きしめたり、手を握ったりしてスキンシップをとってみましょう。スキンシップによって子どもが心を満たされたと感じると、指しゃぶりをやめてくれる可能性があります。

2:手や体を動かす遊びをする

指しゃぶりをする子どもには、手や体を動かす遊びをうながすのもいいでしょう。

 

指しゃぶりが出そうになっているのを見たら、あやとりのような手を使う遊びや、しりとりのような口を使う遊びをさせてみましょう。

 

外に出て体を動かす遊びをするのも、体力を発散したり、気分転換になったりするのでおすすめです。

3:寝る前に本を読む

眠くなると指しゃぶりをする子どももいます。その傾向がある場合は、寝る前に本を読んであげてみましょう。

 

読む本は何冊でも構いません。子どもが求めるだけ本を読んであげると、子どもは夢の中でも本の世界を楽しんでくれるでしょう。

 

子どもが眠るまで手を握ってあげるのも、眠い時の指しゃぶりをやめさせるのに有効と言われています。

4:指に塗り薬を塗ってみる

無意識に指しゃぶりをしている子どもには、指に指しゃぶり防止用の苦い塗り薬を塗ってやめさせる方法があります。マニキュアタイプになっている塗り薬は、完全に乾いた状態だと数日効果があるとされています。

 

しかし、塗り薬を使用しても、不安感がある子どもにとってはさらにストレスがかかることもあると言われています。

 

そのため、塗り薬を使用する場合でも、子どもとスキンシップをとって、十分な心のケアをするようにしましょう。

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