子どもの自己肯定感が低いのは保護者のせい?特徴や下げてしまう接し方について
育児
2021.12.09
目次
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自己肯定感を下げてしまう子どもへの接し方に、「早くしなさい」と声をかけるのが日常となっているということがあります。
例えば、幼稚園に行く前の支度中など、「早くこれを着なさい」などといってしまうことがあるでしょう。早くするのは保護者のためで、必ずしも子どものためではありません。
保護者のせいで、自発的に考えることなく、言われた通りにすることは、意義があるでしょうか。保護者が子どもを待つことで、子ども自身の能力が伸びると言われています。また、保護者に待ってもらった子は、人を待てる子になります。
4:失敗を叱る
自己肯定感を下げてしまう子どもへの接し方に、失敗を叱るということがあります。子どもが失敗しないように、あらゆる場面で「~をしてはいけない」と言うことも同じです。
これにより、子どもは「失敗や間違いをしてはダメだ」、「失敗しなければ保護者は認めてくれるけれど、失敗してしまったら保護者は認めてくれない」と思い込むでしょう。子どもが失敗から学ぶこと、得ることはたくさんあり、失敗により成長するといえるでしょう。
5:怒ってばかりいる
自己肯定感を下げてしまう子どもへの接し方に、怒ってばかりいるということがあります。
叱って教えることが必要な場面もありますが、いつも怒っている保護者のせいで、子どもの自己肯定感が育たず、「保護者に嫌われているのかも」、「自分はここにいていいのだろうか」などと、思い込みます。
怒るときは、何がいけないかがきちんと伝わるよう、子どもの集中力が続く短い時間で済ませましょう。
6:過保護な上に過干渉である
自己肯定感を下げてしまう子どもへの接し方に、過保護な上に過干渉であるということがあります。
過干渉は、子どもの気持ちは関係なく、保護者の価値観で、必要以上に口出すようなイメージです。また、過保護は、子どもが望む以上に世話を焼いてしまうイメージです。
過保護と過干渉を受ける子どもは、自分自身で考えて行動することが少なく、成長の機会を失います。また、不都合な結果を保護者のせいにする可能性もあるでしょう。
7:一番にならなければ褒めない
自己肯定感を下げてしまう子どもへの接し方に、一番にならなければ褒めないということがあります。これには、保護者の期待に応えたから褒める、条件付きで褒めるという要素があります。
このような接し方をすると、子どもは「結果が出せない自分はダメだ」と思い込む可能性があります。褒めるときのポイントは、子どもが認めて欲しい点に気付き、その結果が出せたプロセスにも注目することです。
自己肯定感を上げる子どもへの接し方5つ
自己肯定感を高めることは、自分や他人を大切にできたり、失敗しても反省して前に進めたり、自分で考えて選択できたりするなど、たくさんのメリットがあります。
大人になって、他人とうまく共存して、自分らしく豊かに暮らしていくには、子どものころから、自己肯定感を高めるといいでしょう。自己肯定感を上げる子どもへの接し方を5つ紹介します。
- ・声をかけるときは具体的に言う
- ・子どものアクションには正しい行動を教える
- ・成功しなくても努力したことや過程についてほめる
- ・ガッカリしている子どもの気持ちに寄り添う
- ・子どもの気持ちを一度受け止める
1:声をかけるときは具体的に言う
自己肯定感を上げる子どもへの接し方は、声をかけるときは具体的に言うようにすることです。例えば、「頑張っているね」とだけでなく、「昨日は遅くまで部活があったのに、今朝も自分で早起きして、頑張っているね」と言います。
具体的に何を褒めているか、また、子どものことを気にかけてよく見ていることが伝わるようにしましょう。子どもは自分を気にかけてくれていることを感じることで、大切にされていると実感できます。
2:子どものアクションには正しい行動を教える
自己肯定感を上げる子どもへの接し方は、子どものアクションには正しい行動を教えるようにすることです。
安全に暮らすための社会のルールなどは、正しく教えることで、子どもの安全を守ります。例えば、他人に怪我をさせてしまったり、心に傷つけてしまったりする行為などは「やってはいけないこと」だど理解できるように教えましょう。
3:成功しなくても努力したことや過程について褒める
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