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離乳食中期はいつから始める?進め方や気を付けるべきポイントなどをご紹介

離乳食中期はいつから始める?進め方や気を付けるべきポイントなどをご紹介

4:離乳食の食べさせ方

離乳食中期になると食べられる量や種類が増えていくため、食べさせ方にも注意が必要になります。

 

スプーンでの食べさせ方には、3つのポイントがあります。まず、スプーンを赤ちゃんの下くちびるの上にそっと置き、口が開いてスプーンを取り込むのを待ちましょう。この時、口の中までスプーンを入れてしまわないように気を付けてください。

 

次に、上くちびるで挟んで取り込むのを待ち、そこからスプーンをゆっくり水平に引きましょう。スプーンを引く時に、上あごに擦り付けないようにします。

 

 

最後に、口に入れた食べ物を飲み込むまで待ち、次をあげるようにしましょう。口の中に残っている状態で、次をあげてしまうと早食いや丸のみになりやすいので注意してください。

5:離乳食の味付け

離乳食中期の食事では、まだ味付けは必要ありません。糖分や塩分を消化する膵臓や腎臓などは未発達のため、味付けしてしまうと体に負担がかかってしまうおそれがあります。

 

離乳食中期では、食材そのものの味わいを楽しんでいくことが大切になります。

離乳食中期の4つのスケジュール

離乳食中期には食事の回数だけでなく、食材の種類や量も増えていきます。そのため、離乳食の進め方で悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。

 

以下では、離乳食中期の1週目~4週目のスケジュールを例に、離乳食の進め方のポイントを紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてください。

  • ・1週目のスケジュール
  • ・2週目のスケジュール
  • ・3週目のスケジュール
  • ・4週目のスケジュール

1:1週目のスケジュール

離乳食中期に入ったばかりの第1週目は、全ての食材の硬さや大きさを変えずに上手に取り入れながらステップアップしていきましょう。

 

新しい食材にチャレンジしていくのも、この離乳食中期ではないでしょうか。初めての食材を使用する場合には、アレルギーのことを考えて午前中に食べさせておくことが大切になります。

2:2週目のスケジュール

赤ちゃんが上手に離乳食を咀嚼し飲み込めるようになったら、食べ物を豆腐ぐらいの硬さに変えていくことができます。

 

赤ちゃんが飽きないように、メニューの内容にも少しずつ変化を付けていくとよいでしょう。炭水化物にはおかゆだけではなく、パンがゆやうどんもおすすめです。

 

また、甘い味わいのかぼちゃや人参、塩味のあるしらすや鮭などを取り入れることで味にメリハリが出るので試してみてはいかがでしょう。

 

3:3週目のスケジュール

離乳食中期も順調に進み3週目に入る頃には、メニューに肉類を取り入れられる時期になります。ただし、肉類を取り入れる際には、硬さや大きさに注意してください。

 

また、生後7か月以降になると、赤ちゃんが生まれた時から持っている貯蔵鉄の終わりが近づいてきます。そのため、鉄が不足しやすい状態になるため、赤身の肉や魚、ほうれん草といった鉄を含んだ食材を取り入れることを意識していきましょう。

 

 

出典:見落としがちな乳幼児の鉄欠乏性貧血|エバラこどもクリニック
参照:http://www.ebara-clinic.jp/column/ida

4:4週目のスケジュール

離乳食中期の4週目には食材の種類も増え、献立にバリエーションを持たせることができるようになります。たとえば、午前中には鮭とサツマイモのおかゆとしらすと白菜の胡麻和え、午後にはマグロがゆとほうれん草と大根のスープといったメニューはいかがでしょう。

 

また、忙しい時にはベビーフードを活用したり、とりわけ離乳食(大人の料理から取り分ける離乳食のこと)もおすすめです。離乳食中期を赤ちゃんと一緒に楽しんでみてください。

 

離乳食中期で使える食材

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