しらすの離乳食はいつから食べられる?栄養素や下ごしらえの方法などをご紹介
育児
2021.11.25
目次
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ここからは実際にしらすを離乳食で食べさせるときの注意点を5つ紹介します。
比較的早い時期から食べさせられるしらすですが、進め方や調理の仕方によっては赤ちゃんの負担になってしまうことがあります。下記のポイントをクリアしているかチェックしてみてください。
1:塩抜きをする
スーパーなどに陳列されている市販のしらすには塩分が含まれているため、赤ちゃんに食べさせる前に塩抜きをしましょう。
一度にたくさんのしらすを塩抜きしたい場合は、熱湯で1分ほど茹でて水気をきる方法が便利です。鍋で茹でるのはもちろん、しらすとかぶるぐらいの水を耐熱容器に入れ、レンジ加熱で塩抜きをすることも可能です。
1食分だけ調理するなど少量をさっと塩抜きしたい場合は、茶こし等にしらすを入れ、上から熱湯を回しかけて塩抜きをする方法が便利です。事前に余計な塩分を落とし、赤ちゃんの負担を軽減してあげましょう。
2:食べ過ぎによる消化不良に注意する
赤ちゃんの身体は未熟なため、特に初期は食事1回あたりのしらすの量を増やしすぎると消化不良を起こしてしまうことがあります。初めは少量からスタートし、赤ちゃんの様子と離乳食の進み具合を見て量を増やすようにしましょう。
3:エビやカニが混入していないかよく見る
離乳食で最も注意したいことの1つはアレルギーに関することです。スーパーなどで売られているしらすには、小さなエビやカニが混ざっていることがあります。
甲殻類はアレルギーが出やすい食材で、しらすよりも食べさせる時期が後になるため、知らずに食べさせるとアレルギー症状が出てしまう可能性があります。市販のしらすを使用する際には、エビやカニが混ざっていないかよく見て調理してください。
出典:甲殻類、軟体類、貝類アレルギー|食物アレルギー研究会
参照:https://www.foodallergy.jp/tebiki/crustacean/
4:しらすアレルギーに注意する
アレルギーの恐れが少ないしらすでも、魚卵アレルギーを引き起こす可能性があります。
初めて食べさせる際は小さじ1程度の少量から試し、24時間はアレルギー反応が出ないかをよくチェックしてください。アレルギー反応が出てしまったときにすぐに病院を受診できるよう、平日の午前中など、病院が開いている時間帯に食べさせることをおすすめします。
出典:第5回 食べんほうがええもん「番付表」|さもり小児科(大阪府豊中市)
参照:http://www.samori.or.jp/original26.html
5:最初はしっかり加熱する
5つ目は、最初はしっかり加熱することです。食材には目に見えない雑菌が存在しており、赤ちゃんにとっては負担になります。
調理後に保存していた食材も、食べさせる前にはしっかり加熱することが大切です。
出典:赤ちゃんを守るために|農林水産省
参照:https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/baby.html
しらす離乳食を保存する際のポイント
最後に、作ったしらす離乳食を保存する際のポイントを2つ紹介します。特に初めのうちは1度に食べる量が少なく、その都度食べる分だけを調理するのは時間や手間がかかります。一度に下ごしらえをして保存しておくのが便利です。
- ・塩抜き後のものを細かく分けて冷凍する
- ・冷凍後の保存は3日ほどにする
塩抜き後のものを細かく分けて冷凍する
冷凍する際には、塩抜き後のものをしっかり水気をきり適切な大きさに調理したうえで、細かく分けて冷凍するようにしましょう。
下処理済のしらすを1食分の量に分けて冷凍しておけば、食べさせたいときに1つ取り出して加熱して使えるのでとても便利です。
冷凍後は早めに食べきる
冷凍保存をする場合でも、早めに食べきることがポイントです。冷凍保存することで冷蔵のまま保存するより鮮度が保たれやすいですが、時間が経つにつれてしらすの栄養や風味が損なわれてしまう可能性があります。冷凍したものでも、なるべく早めに使うことを心がけましょう。
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