しらすの離乳食はいつから食べられる?栄養素や下ごしらえの方法などをご紹介
育児
2021.11.25
目次
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離乳食で使う場合のしらすの選び方
ここではスーパーなどでしらすを購入する際、注意すべきポイントを2つ紹介します。魚コーナーには何種類か小魚が置かれていることがありますが、下記2つを参考に選んでみてください。
賞味期限内であってもなるべく新鮮なものを選ぶ
赤ちゃんの消化器官は未熟なため、しらすだけでなく与える食材はできるだけ新鮮なものを選びましょう。賞味期限とともに加工日が明記されている場合は、新しいものを選んでください。
やわらかい釜上げしらすやしらす干しを選ぶ
一言にしらすと言っても、スーパーには釜上げしらすやしらす干し、ちりめんじゃこなどの商品が並んでいます。
これらは含んでいる水分量に違いがあり、離乳食には水分量の多い釜上げしらすやしらす干しが適しています。乾燥時間の長いちりめんじゃこは赤ちゃんにとっては硬い食材となるため、選ばないようにしましょう。
出典:「ちりめんじゃこ」と「しらす」の違いについて|東野水産
参照:https://www.chirimenjyako.com/page/13
離乳食の時期ごとの調理方法
ここからは、しらすの調理方法について離乳食の時期ごとに紹介していきます。下記調理方法を参考に、月齢別に適切な硬さになるよう下ごしらえして、離乳食を進めてください。
通常スーパーに並んでいるしらすには、塩分が含まれています。初期から完了期まで共通するポイントとして、必ず塩抜きをして食べさせるようにしましょう。塩抜きの詳しい方法は、後ほど紹介します。
1:生後5~6か月ころ
離乳初期にあたる生後5~6か月ころは、しらすを滑らかなペースト状にして与えます。塩抜きしたしらすをすりつぶしたり裏ごしをし、お湯などでとろとろの状態にしてください。
離乳食作りに重宝するハンドブレンダーやミキサー、フードプロセッサーは、しらすのように少量を調理するには少し不向きな場合があります。すり鉢でつぶす、茶こしで裏ごしをするなど、手間はかかりますが調理方法を工夫しましょう。
ペーストにしたしらすはお粥に混ぜてしらす粥にしたり、野菜スープや和風だしと和えると食べやすくなります。野菜と比べると食材独特のにおいが苦手な赤ちゃんもいるので、他の食材と合わせて食べやすいメニューになるように工夫してみてください。
2:生後7~8ヶ月ころ
離乳中期にあたる生後7~8か月ころは、しらすを刻み食べやすい大きさにして与えます。モグモグ期に入り赤ちゃんは舌でつぶして食べる時期なので、大きさは様子を見て調節してください。
苦味や食感を嫌がるようであれば、初期と同様に他の食材と和えたり、とろみをつけてあんかけにして口当たりをよくするのがおすすめです。人参やほうれん草、キャベツなど、混ぜる食材を変えてアレンジすることで、赤ちゃんも飽きることなく食べ進められるでしょう。
3:生後9~11ヶ月ころ
離乳後期にあたる生後9~11か月ころは、歯茎でつぶして食べるカミカミ期に入るので、しらすはそのままの大きさで与えます。大きいものが混ざっていた場合は、食べやすい大きさにしてあげてください。
うどんやお粥と和えたり、スープやおかずに混ぜてあげると食べやすくなります。またつかみ食べを練習するころであれば、じゃかいもやさつまいもなどと混ぜて作るおやきも、しらすを食べさせるのにおすすめの簡単レシピです。
4:1歳~1歳6ヶ月ころ
離乳完了期にあたる1歳~1歳6か月ころも、塩抜きしたしらすはそのまま与えて大丈夫です。離乳食の1回量も増え、食事から栄養を摂るようになる時期なので、しらすを含めバランスの良いメニューを心がけましょう。
わかめや海苔と一緒に混ぜご飯にしたおにぎりや、ひじきと混ぜてハンバーグにしたり、コーンなどと一緒に蒸しパンにしたりと、手づかみメニューもたくさんのレパートリーが楽しめます。
しらすを離乳食で食べさせるときの5つの注意点
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