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卵は常温より冷蔵保存がおすすめな理由|保存する際のポイントも紹介

卵は常温より冷蔵保存がおすすめな理由|保存する際のポイントも紹介

2:10℃以下の冷蔵庫内に入れる

卵は常温でも保存ができますが、食中毒の原因となる菌が増殖することを防ぐため購入した卵は10℃以下の冷蔵庫に入れましょう。

 

卵の殻にはまれに、食中毒の原因菌となるサルモネラ菌が付着している場合があります。サルモネラ菌への対策として有効なのが10℃以下での保存であるため、卵は常温に出しっぱなしにせず冷蔵で保存しましょう。

 

また、購入してから家に帰るまでの道中は保冷バッグを用意し温度差が大きくなることを防ぐと良いでしょう。

 

出典:タマゴQ&A|日本卵業協会
参照:http://www.nichirankyo.or.jp/qa/hinshitsu.htm#tag15

3:ドアポケットに入れない

冷蔵庫のドアポケットに卵専用の保管場所があることが多いですが、ドアポケットは頻繁に開けたり閉めたりする場所であるためおすすめできません。

 

ドアポケットは温度変化が大きい場所であったり、振動が伝わるやすく殻にひびが入る原因にもなりえます。

4:水で洗わない

卵の殻には呼吸のために表面に無数の小さな穴(気孔)があります。卵の殻についている汚れを落とそうと水で洗ってしまうと、水と一緒に穴から雑菌が入ってしまう可能性があります。

 

また、流通している卵のほとんどは洗卵されてから出荷されているため洗う必要はありません。万が一汚れが付いていた場合は、洗わずにふき取る程度にしましょう。

 

出典:タマゴQ&A|日本卵業協会
参照:http://www.nichirankyo.or.jp/qa/hinshitsu.htm#tag14

5:卵のとがっている方を下にして入れる

卵を保存する際には、卵のとがっている方を下にして入れましょう。

 

卵の丸い方が薄くて割れやすいため、とがっている方を下にして入れることで下からの力で割れることを防げます。

 

また、丸い方には気室という卵が呼吸をするための空間があります。気室を下にすると、卵黄と空気が触れやすくなり細菌が入り込んでしまう可能性があるため、とがっている方を下にして入れましょう。

 

出典:タマゴQ&A|日本卵業協会
参照:http://www.nichirankyo.or.jp/qa/hinshitsu.htm#tag10

6:パックからは出さずに保存する

買ってきた卵は、パックからは出さずに保存しましょう。

 

卵の表面には、呼吸をするための無数の穴(気孔)があることは先に記載したとおりです。パックから出して保存することで、気孔から周囲のにおいを取り込んでしまいます。

 

また、卵の殻の表面にサルモネラ菌がついていた場合、パックから出して卵を保存することで他の食材にもサルモネラ菌がついてしまうおそれがあります。

7:卵を割ったまま保存しない

割った卵はすぐに使い、火を通して食べる場合でも割ったまま保存するのはやめましょう。

 

卵を割ったまま保存することで、菌が増えてしまい、食中毒が起きる可能性が高くなってしまいます。

 

出典:表示とタマゴの安心|日本卵業協会
参照:http://www.nichirankyo.or.jp/ansin/amsin04.htm

8:冷凍はしない

卵は冷凍はせずに保存しましょう。卵を殻つきのまま冷凍すると、中身が膨張して殻が割れてしまう可能性があります。また、殻を割って冷凍しても、菌の増殖のリスクが高まるためおすすめできません。

 

出典:タマゴQ&A|日本卵業協会
参照:http://www.nichirankyo.or.jp/qa/hinshitsu.htm#tag02

新鮮な卵の特徴5つ

卵の保存方法はわかりましたが、購入の段階や食べるタイミングで卵が新鮮かどうか見極める方法はないのでしょうか。

 

ここからは、新鮮な卵の特徴を5つ理由とともに紹介します。

1:水に浮かべると沈む

新鮮な卵は、水に浮かべると沈みます。

 

新鮮な卵が水に浮かべると沈む理由は、気室にあります。前述したように気室は卵の丸い方にある空間のことで、産み落とされてから日数が経つとともに気室は大きくなります。

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