「おひなまき」ってなに?巻き方やメリットと注意点もあわせて紹介 「おひなまき」ってなに?巻き方やメリットと注意点もあわせて紹介 - chokomana
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「おひなまき」ってなに?巻き方やメリットと注意点もあわせて紹介

「おひなまき」ってなに?巻き方やメリットと注意点もあわせて紹介

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「赤ちゃんが寝そうなのに寝てくれない」
「寝たところをベッドに下ろした途端に起きてしまう」
新生児の寝かしつけは、する側もされる側も新しいことだらけでままならないものです。

 

今回紹介する「おひなまき」は赤ちゃんの体勢を母体の中にいたころと同じようにしてあげるものです。専用のグッズも販売されていますが、おひなまきが合う、合わないは赤ちゃんそれぞれで異なります。

 

この記事では、おひなまきの紹介やおひなまきに利用できる身近なアイテム、巻き方や注意点を紹介しています。

 

生まれてからわずか数ヶ月しかしないおひなまきですが、少しの間でも赤ちゃんが快適に寝られるように、ぜひ快眠サポートの1つとして取り入れてみてください。

 

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「おひなまき」ってなに?

おひなまきとは、専用のおくるみや代わりとなるものを利用して、新生児の体を母体の中にいたころのように丸くさせて固定する方法です。

 

もともとは「トコちゃんベルト」で有名な株式会社青葉が提唱する「まるまる育児」に使われるおくるみの商品名「おひなまき」が新生児を持つ家族の間で知られるようになりました。

 

そこから徐々に病院や産院でも「おひなまき」という名前が使われるようになり、現在ではおくるみの使用法の1つとして認知されています。

 

出典:ベビハグ おひなまき|株式会社青葉
参照:https://tocochan.jp/howtouse/ohina/

おひなまきはいつからいつまでできる?

おひなまきは、生まれてすぐの新生児から、モロー反射が出なくなる3〜4ヶ月ごろまで使用できる巻き方です。モロー反射については後述します。

 

両手と両足を丸めた体勢で包み込むため、手足の力が強くなってきた生後4ヶ月以降は包むのが難しくなってきます。

 

4ヶ月にならなくても嫌がるようになったり、足をバタバタしたそうであったりする場合は卒業させた方が良いでしょう。

 

4ヶ月を過ぎてもまだおひなまきで気持ち良く眠れるのであれば、使用を続けてあげても大丈夫です。

おひなまきのメリット5つ

新生児から生後4ヶ月頃まで使えるおひなまきは、赤ちゃんの快眠を促すだけではない、いくつかのメリットがあります。

 

ここでは、おひなまきをすることによって得られるメリットを5つ紹介します。

  • ・おひなまきのまま授乳できる
  • ・すぐに寝てくれる
  • ・うつぶせ寝を防ぐ役割がある
  • ・モロー反射を防ぐ役割がある
  • ・赤ちゃん自身が安心する

1:おひなまきのまま授乳できる

授乳の時間になったからと言って、おひなまきを解いてあかちゃんを抱っこし直す必要はありません。

 

椅子に腰掛けた膝の上に授乳クッションを置き、その上に赤ちゃんを乗せてあげて高さを調節します。

 

授乳クッションは、おひなまきした赤ちゃんをそのまま寝かせておくこともできる便利なアイテムです。

2:すぐに寝てくれる

抱っこで寝かしつけた赤ちゃんをベッドに下ろした途端に起きてしまうことも多いでしょう。一般的に「背中スイッチ」とも呼ばれるもので、背中がベッドや床に触れた途端に眠る赤ちゃんが起きてしまう現象です。

 

おひなまきは、赤ちゃんが母体の中にいる環境を作り出し、赤ちゃんも慣れた姿勢を取ることができるため、すぐに寝てくれると言われています。

 

丸く固定された状態で抱っこからベッドへの移動になるため、赤ちゃん自身の姿勢が変わらず、背中スイッチも発動しにくくなっています。

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