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ジーナ式育児法のメリットとデメリット|スケジュールの組み立て方も解説

ジーナ式育児法のメリットとデメリット|スケジュールの組み立て方も解説

ジーナ式では前述したように、朝夜の起床時間と就寝時間を固定し、月齢によって決められた昼寝時間を追加することでトータルの睡眠時間を調整します。

 

新生児から生後1ヶ月までは5時間、生後1ヶ月から生後2ヶ月の間は4時間から4時間半程度、生後2ヶ月から生後3ヶ月の間は3時間半程度、生後3ヶ月から生後6ヶ月までは3時間程度、生後6ヶ月から1歳までは2時間半から3時間程度とされています。

 

昼寝の回数は1日2〜3回にとどめ、昼寝の合計時間を守る必要があります。

寝かしつけは赤ちゃんと別室にする

ジーナが実際著書で書いているのは、「寝かしつけ」を別室で行うということです。

 

ジーナ式では、赤ちゃんの月齢が低いうちから別室で寝ると思われていますが、別室の就寝は6ヶ月以降としているので間違えないように注意しましょう。

授乳しながら寝かしつけはしない

ジーナ式では寝かしつけながらの授乳はせず、睡眠と授乳は切り離して行います。うとうとの状態で授乳させ、赤ちゃんがお腹いっぱいにならないという事態を避けるためです。

 

また、月齢が上がっても添い乳でないと眠れなくなるのを防ぐためでもあります。

起きても様子を見るだけで抱っこはしない

赤ちゃんをベッドに下ろしたら、部屋を真っ暗にして赤ちゃんを寝室に1人にします。

 

10分経っても起きていたり泣いたりしている場合は、そっと部屋に入り赤ちゃんの様子を確認します。その時には赤ちゃんを抱っこしないようにしてください。もし1時間経っても泣き止まない時は抱っこしてあげましょう。

 

これを何度も繰り返すことによって、赤ちゃんが1人で寝付けるようになるよう促します。

ジーナ式を取り入れる5つのメリット

生活リズムや習慣を定着させることは、赤ちゃんにとっても家族にとっても、大切なことです。ジーナ式は、赤ちゃんの睡眠や授乳のタイミングをしっかりとコントロールすることで、家族の生活リズムも整えていきます。

 

ここでは、ジーナ式を取り入れることによって得られる5つのメリットを紹介します。

  • ・寝かしつけがが必要なくなる
  • ・赤ちゃんが不機嫌な理由がわかるようになる
  • ・赤ちゃんの機嫌のよい時間が増える
  • ・スケジュールが決まり行動しやすくなる
  • ・家族の睡眠時間が確保できる

1:寝かしつけが必要なくなる

ジーナ式を毎日繰り返し赤ちゃんの生活の中に取り入れることで、定着してからは寝かしつけが必要なくなるとされています。

 

寝る時間になったら寝室に連れて行き電気を消すだけで、赤ちゃんは自然と1人で眠ることを覚えるため、赤ちゃんが眠るまでそばにいる必要はなくなります。

 

寝かしつけが不要になると、赤ちゃんがなかなか寝てくれずその後の家事が何もできない、自分の時間が持てない、といった悩みを解消してくれるでしょう。

2:赤ちゃんが不機嫌な理由がわかるようになる

ジーナ式では、授乳の時間や昼寝の長さ、就寝時間などのスケジュールが細かく決められています。

 

そのため、ジーナ式の生活リズムが赤ちゃんに定着すると、赤ちゃんが不機嫌になった時に、お腹がすいてるからなのか眠いからなのか理由がわかるようになります。

3:赤ちゃんの機嫌のよい時間が増える

ジーナ式が定着している赤ちゃんは、日中ニコニコと機嫌が良い時間が多いと言われています。赤ちゃんの機嫌が良いのは、お腹が空く時間に授乳してもらえ、眠くなる時間に昼寝をさせてもらえるからだとされています。

 

泣くことなく満たしてもらえることで赤ちゃんもご機嫌でいられ、家族のストレスも減る嬉しい効果でしょう。

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