カブトムシの寿命はどれくらい?長生きさせる飼育のポイントを解説 カブトムシの寿命はどれくらい?長生きさせる飼育のポイントを解説 - 2ページ目 (3ページ中) - chokomana
ホーム >

カブトムシの寿命はどれくらい?長生きさせる飼育のポイントを解説

カブトムシの寿命はどれくらい?長生きさせる飼育のポイントを解説

カブトムシは夏に見られる昆虫ですから、暑さに強いというイメージがあります。ですが、自然に生息しているカブトムシは、木の皮に隠れたり、日陰で涼しい場所を見つけて過ごしたりしていることもあるのです。

 

そのため、30度以上の環境に身を置いていると体が弱ってしまう場合があります。

 

飼育ケースの温度帯は20~28℃くらいが丁度良いといわれており、乾燥しないようにある程度、湿度を保つことも忘れないようにしましょう。また、穴をあけてケースの中が蒸れないように通気することも大切です。

4.止まり木と落ち葉

カブトムシは、木に掴まる習性がある昆虫です。登った木から落ちたり、老化による衰弱でバランスがとれなくなってきたりすると、ひっくり返ってしまう場合があります。

 

起き上がろうと必死にもがいているうちに、エネルギーを使い果たし死んでしまうこともあるのです。そのようなときに、止まり木や枝木、落ち葉が近くにあると、ひっくり返ってもそれらに掴まって、自力で起き上がることができます。

2:カブトムシが好む餌を用意する

飼育箱や温度設定など、カブトムシを育てる環境を整えることができたら、次は餌を用意しましょう。

 

カブトムシは、バナナなどの果物やカブトムシ用の昆虫ゼリーを好んで食べる傾向があります。バナナはスーパーなどで、昆虫ゼリーはホームセンターなどで売っていることも多いため比較的入手しやすいです。

 

これから、カブトムシが好む良い餌であるバナナや昆虫ゼリーについて詳しく紹介していきます。

バナナはタンパク質が多い

バナナは、程よく水分を含み、糖分や植物性タンパク質が豊富に含まれています。コンビニやスーパーなどでも、手軽に入手可能なことも大きなメリットでしょう。

 

また、自然な果物であることから、着色料や保存料などの添加物を気にする必要はないですが、夏場は腐りやすいため、こまめにチェックする必要があります。

昆虫ゼリーが推奨される理由

昆虫ゼリーのメリットとして、バナナなどの果物類より腐りにくいことがあげられます。また、賞味期限は2年程度といわれているので、まとめ買いによるストックも可能です。また、ゼリーの蓋を開けるだけで餌を用意できるため、手間も少ないです。

 

また、バナナの香りがつけられたものや液だれのしにくいものなど、豊富な種類のゼリーが販売しているためネット検索などで探してみると良いでしょう。

3:カブトムシを長生きさせるためにやってはいけないこと

カブトムシが快適に暮らせる環境や餌も用意しているけど、なぜか長く生きてくれないと疑問に思う方もいるでしょう。

 

次は、カブトムシを長生きさせるためにやってはいけないことを紹介します。これらのことをやっていて、カブトムシの寿命を縮めている可能性もあるため注意しましょう。

1:交尾させる

カブトムシは、交尾をすると体力を消耗し、交尾によって生殖器がとれてしまうと、寿命が縮む可能性もあります。特にメスは、産卵によって体力を多く削られてしまいます。

 

カブトムシを長生きさせたい場合、オスとメスを一緒に飼育箱に入れるのは避けましょう。

2:オス同士で戦わせる

カブトムシのオス同士を戦わせるのが好きという子供もいるでしょうが、この行為もカブトムシの寿命が縮む原因の1つです。

 

本来、カブトムシが戦うというのは、子孫を残すためにメスを競って命がけでやっているものです。カブトムシの体力を大きく消耗させてしまうため、カブトムシのオス同士を戦わせることはやめましょう。

3:不衛生な環境で飼育する

スイカやメロンなどの水分の多い食べ物は、排せつ物が多くなり不衛生になりやすいといわれています。

 

また、それによって湿度が高くなることで、カブトムシの呼吸を妨げ、呼吸孔が詰まってしまうことから呼吸不全になって衰弱してしまうのです。カブトムシの寿命を伸ばすためにも、衛生管理や湿度管理も徹底して行いましょう。

関連記事一覧

関連記事一覧へ