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レッジョエミリア教育の理念と活動内容とは?|メリットやおすすめ本も紹介

レッジョエミリア教育の理念と活動内容とは?|メリットやおすすめ本も紹介

3:協調性を高める

プロジェクトに参加すると、他の子ども達と話し合う機会を得ます。そこでは、他の子どもの意見を聞いて自分の考えを変えることもあるでしょう。また、他の子どもを批判することで、逆に批判されるということもあるでしょう。

 

レッジョエミリア教育ではこのような経験を通して、子どもは協調性を身に付けていくと考えられています。

4:好奇心を引き出す

プロジェクトでは、一つのテーマに長期間取り組むことになります。時間に制限されることなく取り組むことで、自分の好奇心を追究することが可能になります。好奇心を追究することが、「学ぶことへの興味や関心を引き出すことができる」と考えられています。

レッジョエミリア教育を実践する時のポイント4つ

レッジョエミリア教育のエッセンスを取り入れて実践していきましょう。家庭でもエッセンスを取り入れることは可能です。ここでは、レッジョエミリア教育を実践する際のポイントを紹介します。

1:取り入れやすい活動を実践する

家庭でレッジョエミリア教育を取り入れるのなら、休日のお出かけをプロジェクト活動に見立てると良いでしょう。家族がプロジェクトのメンバーで休日の過ごし方を子どもと話し合って決めます。

 

「どこに行きたいのか」「何をしたいのか」など、子ども自身に考えさせます。さらに決めた後に「なぜそれを選んだのか」を説明してもらうのも良いでしょう。

2:子どもの考えを尊重する

子どもにとって興味・関心ある活動を一緒に探すところから始めましょう。インターネットで探してもいいでしょう。いくつかのワークショップを、子どもに提案するのもおすすめです。

 

子どもの考えを尊重し、子どもが自分で選び、主体的に活動に関わるようにサポートします。大人は提案やサポートをしますが、決定は子ども本人ができるように心掛けましょう。

3:子どもが自然に楽しめる環境を用意する

子どもが興味・関心を持ち「もっと知りたい」と自発的になれる環境を意識しましょう。例えば、昆虫に興味を示せば一緒に昆虫採集に出かけ、子どもが自ら昆虫図鑑で調べます。そのようなプロセスを自然に歩める環境に整えると良いでしょう。

4:記録としてドキュメンテーションを取り入れる

ドキュメンテーションにもトライすると良いでしょう。子どもが活動している動画や写真を撮り、記録に残しましょう。

 

その場合「想い出アルバム」や「記念写真」にならないよう、子どもが活動に熱中している写真を選びます。客観的な編集を心掛け、できた記録は好きな時に見られるようにします。

レッジョエミリア教育を取り入れている日本の15の施設

人材や自然豊かな環境の確保が難しいなどの理由から、日本ではレッジョエミリア教育を取り入れている施設はまだ多くないでしょう。しかし、東京都内にはインターナョナルプレスクールを中心に増加傾向にあります。

 

ここではレッジョエミリア教育を取り入れている15施設をピックアップしてご紹介します。

1:まちの保育園(東京都)・まちのこども園(東京都)

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