情操教育とは?得られることや教育例・おすすめの習い事など紹介!
育児
2021.10.05
目次
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情操教育の4つ目の分野は、美的情操教育です。
美的情操教育とは、芸術や美しいものにふれた時に生まれてくる、感動する心を養い、歌やダンス、絵などで、自らを表現する力を育むものです。
情操教育では、美しいものを美しいと感じる心や、美しい景色を見た時に感動する気持ちを経験することが大切になります。
そして、受け身だけではなく、自ら歌ったり、踊ったり、楽器を演奏したりすることや、絵を描いたり、粘土で何か作るなどの体験も大切な美的情操教育の一環です。
家庭で取り入れたい情操教育11例
教育といわれると、塾や習い事をさせなければと考えがちですが、情操教育は塾や習い事でしか学べないものではありません。情操教育とは、学力を身につけるものではなく、心を育てるものです。そう考えると、家庭でも情操教育はできることがわかるでしょう。
ここからは、家庭で取り入れられる情操教育について紹介します。
紹介するすべてに取り組まなければと、考える必要はありません。どれがいいかは、取り組む子どもの性格によって違ってくるからです。その見極めは保護者の大切な役目です。
1:自然の生き物や植物に触れさせる
家庭で取り入れられる情操教育1つ目は、野外活動などで自然の生き物や植物に触れさせることです。
自然には子どもの「なんで」を引き出してくれるものはたくさんあります。子どもの好奇心を刺激してくれる生き物や植物が自然の中には、たくさん生息しているのです。
屋内での遊びももちろん重要ですが、自然に触れる体験をたくさんさせてください。季節ごとに変わる植物や生き物、風景に触れることは、子どもにとって大切な体験になり、心が育っていきます。
2:キャンプや登山を体験させる
家庭で取り入れられる情操教育2つ目は、キャンプや登山などを体験することです。
キャンプや登山をすることで、季節の移り変わりや自然の成り立ちについて知ることができます。このような自然に触れることは、自然そのものや、自然に生息する生き物などに対する好奇心が刺激されます。
自然の中で過ごすことが情操教育になるのです。
3:旬の食べ物食べさせたりや季節の行事を体験させたりする
家庭で取り入れられる情操教育3つ目は、旬の食べ物食べさせたりや季節の行事を体験させたりすることです。
日本には四季があり、四季に合わせた旬の食べ物や、季節に応じた行事がたくさんあります。その季節ならではのものを食べ、触れることが可能な国です。
その季節ごとに得られる旬の食べ物や行事で豊かな自然の恵みを体験させることも、情操教育といえるでしょう。
4:美術館やコンサートへ行く
家庭で取り入れられる情操教育4つ目は、美術館やコンサートへ行くことです。
美術館で、本物の芸術に触れることで、子どもの想像力や表現力を培うことができます。また、コンサートでは、音楽に合わせて体を動かしたりするとリズム感も養われます。
美術館やコンサートで本物に触れることで、心を耕すことができるのです。
5:お墓参りや法事などに参加する
家庭で取り入れられる情操教育5つ目は、お墓参りや法事に参加することです。
日本ではお盆や彼岸には、お墓参りをするのが通例です。しかし、最近では、核家族化が進み、そういった行事と疎遠になっている子どもがいます。
お盆や彼岸にお墓参りをして、先祖に思いをはせたり、法事などの宗教行事に参加して、僧侶や神父の話を親子で聞くことも情操教育では大切なことです。
6:楽器を習ったり歌を歌ったり音楽に触れる
家庭で取り入れられる情操教育6つ目は、楽器を習ったり歌を歌ったり音楽に触れることです。
楽器を習ったり歌を歌ったりすることは、表現力を身につける大切な取り組みです。
楽器を習うことは、自分で目標を決めて練習に取り組むので、やっていくうちに達成感を得ることができます。また、歌を歌うことも、子どもの五感を刺激する体験になります。
7:体を動かす遊びやスポーツを体験させる
家庭で取り入れられる情操教育7つ目は、体を動かす遊びやスポーツを体験させることです。
体を動かす遊びやスポーツをすることで、達成感や粘り強さ、努力の大切さを学べます。継続していくことで得たものは、大人になってからも役立つでしょう。
ただ、気を付けたいのは、結果を評価することではなく、取り組む過程で何を感じ、何を学ぶかということを大切にすることです。
8:絵本の読み聞かせをする
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