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夏休みだけ学童保育の利用は可能?利点や選び方のポイントもあわせて紹介

夏休みだけ学童保育の利用は可能?利点や選び方のポイントもあわせて紹介

夏休み中に学童保育へ通うことで、習い事の両立が難しくなるケースがあるので注意しましょう。

 

習い事によっては、いつものスケジュールと異なり、日中にレッスンを行うケースがあります。もし、夏休み中に学童保育へ通っていると、このような習い事に通いにくくなるでしょう。状況によっては、保護者が日程や時間調整する必要があります。

3:延長保育の追加料金が発生する場合がある

フルタイムで働いている保護者の中には、延長保育を検討している方もいるでしょう。延長保育を利用した場合、学童保育によっては追加料金が発生する可能性があるので事前にチェックしておきましょう。

 

たとえば、東京都目黒区の学童保育の場合、「月~金 8:15~18:15まで/土 8:30~18:00」(令和3年度夏休み中の保育日及び保育時間)となっており、保育料は月額8,000円です。

 

そして、一部の学童保育では、8:00から及び19:00までの延長保育があり、月額9,000円となっているのです。延長保育を利用する場合、追加料金が発生する可能性があるので確認してください。

 

出典:令和3年度学童保育クラブ夏休み短期利用|東京都目黒区 学童保育クラブ
参照:https://www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/kosodate/kodomokyoshitsu/gakudo_annai/gakudou_naturiyou.html

夏休みだけ学童保育を利用する際の選び方6選

夏休みだけ学童保育を利用するときの選び方について解説しましょう。学童保育を選ぶポイントとして「利用可能時間」「常駐スタッフの質や人数」「利用料金」「教育・学習指導の充実性」「サービスの内容」「民間か公立か」が挙げられます。

 

本章では、それぞれのポイントについて解説します。学童保育を選ぶときの参考にしてください。

1:利用可能時間で選ぶ

学童保育を選ぶとき、利用可能時間を確認してください。公立の学童保育の多くは、18:00前後まで利用可能です。自治体によっては、19:00まで延長できるケースもあります。一方、民間の学童保育の場合、20:00まで延長保育をしている施設もあります。

 

フルタイムで働いている保護者の場合、学童保育のお迎えに間に合わない可能性があるので、利用可能時間を事前に確認しましょう。

2:常駐スタッフの質や人数で選ぶ

学童保育を選ぶとき、常駐しているスタッフの質や人数も大切なポイントです。保護者は、学童保育に問い合わせたり、見学に行ったりすることで、事前に確認しておきましょう。

 

学童保育では、2015年に「放課後児童支援員」という資格が新設されました。新たな制度では、「学童保育施設1か所に付き指導員2名以上、その内の1名は放課後児童支援員でなければならない」と定めています。

 

また、指導員の人数についても「40名程度の児童に対し2名以上の指導員を置くこと」としています。

 

指導員の中には、保育士や社会福祉士、教員免許など教育・福祉関連の資格を持っているスタッフもいます。子どもを安心して預けるためにも、スタッフの人数や質、経験などチェックしてください。

 

出典:放課後児童クラブの基準について|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000050647.pdf

3:利用料金で選ぶ

学童保育を選ぶとき、利用料金を確認しておきましょう。一般的には、民間よりも公立の方が安い傾向です。公立の学童保育は、自治体によって運営されており、税金が投入されています。民間は、学校法人や一般企業によって経営されています。

 

学童保育によっては、土日や長期休暇に利用すると、追加料金が発生する場合があります。保護者は、基本料金だけではなく、追加料金などオプション料金も確認してください。

4:教育・学習指導の充実性で選ぶ

学童保育を選ぶとき、教育や学習指導の充実性も大切なポイントです。特に、民間の学童保育では、宿題サポートだけではなく、個別指導や英会話教室など、さまざまな学習プランを用意しているケースがあります。

 

保護者の中には子どもの学習状況が心配な方もいるでしょう。夏休みをきっかけに、教育や学習指導が充実した学童保育に通わせて、子どもの学力アップを目指す方法もあります。

5:さまざまなサービスの内容で選ぶ

学童保育が提供しているサービスの内容で、どの施設にするか選ぶ方法もあります。民間の学童保育は、子どもの教育や保護者のサポートに力を入れている傾向が高く、さまざまなサービスを提供しています。

 

たとえば、野外活動やスイミング、英会話や科学体験教室などさまざま学習プログラムが挙げられるでしょう。また、子どもの送迎サービスを行っているケースもあります。具体的なサービスについては、学童保育に直接確認してください。

 

公立の学童保育は「子どもの居場所確保や見守り」という意識が強いため、サービスが充実していない可能性があります。民間との違いに注意しましょう。

6:民間か公立かで選ぶ

学童保育を選ぶとき、民間か公立かで決める方法もあります。民間か公立かを決める前に、それぞれの特徴を理解しておきましょう。

 

公立の学童保育の特徴は「料金の安さ」「預かり時間の短さ」が挙げられます。また、保護者が働いていることの証明が必要です。子どもたちに安全な居場所を提供することが目的のため、学習サポートは余り充実していません。

 

一方、民間の学童保育は「公立に比べて料金が高い」「公立よりも預かり時間が長い」といった特徴があります。さらに、サービスや学習プランも充実しています。

 

学童保育と言っても、民間と公立では特徴が異なります。各家庭に適した学童保育を選びましょう。

夏休みだけでも学童保育を利用しよう

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