デカルコマニーとはどんなもの? 作品の基本的な作り方と応用方法を紹介 デカルコマニーとはどんなもの? 作品の基本的な作り方と応用方法を紹介 - chokomana
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デカルコマニーとはどんなもの? 作品の基本的な作り方と応用方法を紹介

デカルコマニーとはどんなもの? 作品の基本的な作り方と応用方法を紹介

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    デカルコマニーとはどんなもの?

    デカルコマニーとは、簡単に言うと「合わせ絵」のことです。絵の具を塗った紙を半分に折り合わせて広げると、左右対称の模様が出来上がります。

     

    デカルコマニーは、幼児でも楽しく取り組める「絵の具を使った遊び」の一つと言えるでしょう。

    デカルコマニーの魅力

    デカルコマニーは「無意識が作り出す芸術」とも言われ、紙を折り合わせることで無意識に載せた絵の具が模様となって現われます。

     

    このように、作品の出来上がりが「意識」ではなく「偶然性」にゆだねられる面白さが、デカルコマニーの魅力といえます。

    デカルコマニーが幼児教育に取り入れられる理由

    デカルコマニーは、身構えることなく「作品作り」を楽しむことができるうえに、偶然に出来上がる左右対称画の絵(模様)にワクワクし、あれこれ想像することにより創作の基盤を学ぶことができます。

     

    こうして無理なく幼児の創作意欲を育み、「作品作り」を楽しめることが、デカルコマニーが幼児教育に取り入れられる理由です。

    デカルコマニーの基本的な制作方法

    デカルコマニーの基本的な制作方法はとても手軽で簡単です。デカルコマニーを制作するにあたって、特別な技術は必要ありません。

     

    とはいえ、初めてデカルコマニーにチャレンジする場合に、知っておきたい2つの事項があります。こちらでは「必要な道具」と「制作の手順」について紹介しますので、デカルコマニー制作時の参考にしてください。

    必要な道具

    デカルコマニーを行うのに必要な道具は、以下の3つです。

     

    ・画用紙
    ・絵の具
    ・絵の具を入れる容器(パレットや小皿など)

     

    絵の具を使いますが筆を使う必要はないため、指先の動きがまだスムーズでない幼児でも簡単に制作できます。

    制作の手順

    デカルコマニー制作の手順は、以下のステップです。

     

    1.紙を半分に折って開き、折り目をつけます。
    2.紙の上に、自由に絵の具を載せていきます。指を使って好きなように伸ばしてもOKです。
    3.絵の具が乾かないうちに、折り目にそって紙を半分に折ります。
    4.半分に折った紙の上を、絵の具が合わさるようにこすります。
    5.半分に折っていた紙をそっと開くと、完成です。

     

    絵の具が少し硬いと感じた時は、小皿などの容器に出して数滴の水を混ぜ合わせますが、水を入れすぎると、ゆるくなってやりにくくなってしまいます。

    デカルコマニーの応用3つ

    デカルコマニーの基本的な制作ができるようになったら、次はデカルコマニーを応用する制作方法に挑戦してみましょう。偶然的に出来た模様を応用することによって、制作の楽しさがもっと広がります。

     

    こちらでは、デカルコマニーの3つの応用を紹介しますので、デカルコマニーの更なる楽しみ方として参考にしてください。

    1:出来上がった作品に再度色を重ねる

    デカルコマニーで出来上がった作品にクレヨンで再度色を重ねると、新たな作品へと変わっていきます。例えば、意図せず出来上がった模様が、カタツムリのグルグル部分に見えたのなら、色を重ねてカタツムリを描くのもいいでしょう。

     

    意図せず出来上がった作品にイメージした色を重ねることで、幼児の想像力が掻き立てられていきます。

    2:最初に紙を作りたい形に切り取る

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