赤ちゃん返りは悪い事ではない!原因と対応する時の8つのポイントを解説!
育児
2021.09.05
目次
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子供は、保護者や自分の側にいてくれる人には、自分の気持ちを表現するためにくっついてきたりする事があります。赤ちゃん返りが始まるとそのスキンシップが過剰になり、今まで以上に抱っこをせがんできたりくっついてきたりする事があります。
忙しい時にそのような行動されると、大人は鬱陶しいと感じ怒ってしまう事もあるでしょう。しかし、子供なりに愛情不足を感じ、スキンシップを求めてきている可能性もあります。その理由を理解し、子供の気持ちを受け止めておく事が大切です。
5:乱暴な行動や反抗的な態度をとるようになる
子供の中には自分の気持ちを伝えるために、癇癪を起したり攻撃的になったりするような子供もいます。周りの人を叩くなど乱暴をしだしたり、本や絵本などの物を投げたりする場合もあります。
また赤ちゃんにやきもちを焼いて赤ちゃんを叩くなどの行動をする場合もあるため、保護者は子供に悪い事は悪いと伝えなければなりません。叩くなどの攻撃的行為が繰り返す場合は、しっかり叱る事も大切です。
赤ちゃん返りの4つの原因
赤ちゃん返りをすると、周りの大人は接し方に悩みます。また、乱暴的な行動や癇癪を起こすなどの問題行動が多い場合は、何か病気なのかと心配してしまう場合もあるでしょう。しかし、赤ちゃん返りをする子供は、子供なりの理由があります。
自分の子供が今までと違う行動を取り出した場合は、まずは赤ちゃん返りなのかと疑ってみると良いでしょう。また、子供の赤ちゃん返りを引き起こしているのは、周りの大人の行動が原因の可能性もあります。
次は、赤ちゃん返りの4つの原因についてご紹介します。
1:寂しさを感じている
赤ちゃん返りが起こりやすいのは、弟や妹など、下の子が生まれた産後です。また感じやすい子供の場合は、生まれる前の妊娠発覚時や妊娠中の妊娠初期から起こる場合もあるでしょう。
今までは独り占めを出来た周りの大人の愛情が、他の人に注がれていると感じると、子供は寂しさを感じたり嫉妬をしたりします。
そのため、今まで以上に甘える事で自分への愛情を取り返そうとします。また、言葉で上手に表現出来ない寂しさを行動で表すケースもあります。おしゃぶりをしたり仮病を使ったりするのもその1つです。
このような寂しいという気持ちが、赤ちゃん返りを引き起こしている可能性があるでしょう。
2:環境の変化によるストレス
下の子が生まれた時に起こると思われがちの赤ちゃん返りですが、新しい環境の変化でも赤ちゃん返りは起こる事があります。
新しい環境の変化とは、例えば保育園や幼稚園の入園時や引っ越しです。その他には保護者の離婚なども含まれ、里帰り出産のために帰省している間に起こる場合も少なくありません。
今まで保護者としか過ごした事がないような新しい世界に子供が飛び込むと、どんな子供でもストレスを感じます。そのストレスを表現するために、赤ちゃん返りを引き起こしている可能性があります。
3:甘えたい・構ってほしい
2人目が生まれるなどで自分の居場所を奪われたと感じると、子供は赤ちゃん返りをします。今まで自分が一番だった周りの大人が、自分を放置しだしたり抱っこをしてくれなくなったりすると、子供は愛情を取り戻そうとします。
爪噛みや登園拒否するなどして、保護者の愛情や注目を浴びようとするでしょう。甘えたい・構ってほしいという気持ちを言葉にする事が出来ず、それが赤ちゃん返りの原因となる場合があります。
4:不安を感じている
赤ちゃん返りは正式名称では幼児退行とも言われ、子供にとってはその不安を表すサインとして必要なものです。子供が赤ちゃんに戻ったような退行現象をしだしたら、何か不安に思っていないか考えてみて子供をフォローしてあげる事も大切です。
赤ちゃん返りを対処する時のポイント9つ
子供が急に赤ちゃんに戻ってしまうような行動をすると、保護者はイライラしたり困ってしまったりする事もあるでしょう。
特に、下の子が生まれた事が原因で赤ちゃん返りをされると、赤ちゃんの世話が最優先になってしまい、ついつい無視してしまったり冷たく接してしまう事もあるでしょう。また、赤ちゃん返りはいつまで続くのかとノイローゼ気味になってしまう方もいるでしょう。
次は、赤ちゃん返りをした子供への接し方や対処法についてご紹介します。赤ちゃん返りもいつかは終わる日がきます。この対処法を参考に、赤ちゃん返りをした子供と上手に接する事が大切です。
1:ある程度の事は受け入れてあげる
赤ちゃん返りをした子供の行動をなるべく受け入れてあげる事も大切です。中には、子供を甘やかすのは良くない事だと考える方もいるでしょう。しかし、子供がスキンシップを求めてきたりする場合は愛情不足も考えられるため、面倒くさいと思わずなるべく受け入れてあげましょう。
もちろん嘘をつく事や叩いてくるなどの乱暴を許したり、子供自身が自分でしようとしている事に対して過剰にサポートするなどは話が異なります。大切なのは子供の心のケアです。子供の心が不安定だと感じた場合は、なるべく子供の気持ちを受け入れるようにすると良いでしょう。
2:叱ったりして突き放さない
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