子どもを甘えさせる事の3つのメリット|甘やかしてしまう事のデメリットも合わせて紹介
育児
2021.07.09
目次
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2:親子間で信頼関係を築ける
子どもは保護者に甘える事で愛情を確認し、信頼関係を築いていきます。そうして信頼関係が深まる事で、安心感や満足感、幸福感を実感し、これらの感情を育んでいきます。そして、他者との信頼関係の構築へと繋がっていきます。
その一方で、保護者が甘えを受け止めなかった場合、子どもは拒絶感から自分には甘えさせてもらう価値や信頼がないと感じ、信頼関係や自己肯定感が正常に育まれなくなってしまいます。
3:子どもの自信・勇気など自立に繋がる
保護者からの愛情を実感すると、子どもの自己肯定感は向上します。自己肯定感とは、ありのままの自分を肯定し、受け入れる感覚の事です。
自己肯定感の高い子どもは甘えられる安心な場所があるからこそ、様々な事に挑戦する自信や勇気を持てます。また、失敗しても必要以上に自分を責めず、また頑張ろうと前向きな気持ちを持ち、人に弱さを見せたり助けを求められるようになります。
そしてこれらの経験が積み重なり、自立に繋がっていきます。
子どもから甘えてこない場合は?
性格によって、甘えるのが上手な子どももいれば、苦手な子どももいます。もしも子どもから甘えてこない場合は、「おいで」と声をかけたり、「お話ししよう」と会話を促すなど、保護者から行動を起こしてみましょう。
家事、育児、仕事をしていると、子どもとしっかりと向き合う時間がとれない事もあるでしょう。しかし、少しの時間でも甘えさせる時間を作るように心がけてみましょう。
甘やかしてしまわないようにするには
子育てをしていると、「甘やかし」と「甘えさせる」事の区別が難しい場合もあるでしょう。そんなときは、主体になっているのは保護者と子どものどちらなのか、という視点で考えてみましょう。
なお、状況によって判断が難しい場合もあります。普段は自分でご飯を食べられる4歳の子どもが「食べさせて」といった場合は、保護者に甘えたい気持ちや愛情を確認しようとしているのかもしれません。そのときの子どもの様子を観察して判断しましょう。
子どもを甘やかしてしまわないよう注意しよう
子どもを甘えさせる事は、健全な心や自立心を育むために必要不可欠です。
しかし、保護者の都合を優先して甘やかして育てると、子どもの健全な心の成長を妨げ、自立心なども育まれない可能性があります。ときには区別に悩む事もあるでしょう。そんなときは目の前の子どもと向き合い、気持ちに寄り添うように心がけましょう。
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