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発達障害とワーキングメモリの関係とは?具体例やサポートのポイント7つをご紹介

発達障害とワーキングメモリの関係とは?具体例やサポートのポイント7つをご紹介

1:やるべきことを可視化する

情報を「聴覚」ではなく、「視覚」から伝えるようにしましょう。やるべきことや1日のスケジュールを視覚で伝えることで、行動の流れを頭で理解しやすいのです。また、視覚からの情報は、聴覚からの情報をなるべく減らしシンプルにすることができるので有効的です。

2:優先順位をつける

事前にやることの優先順位をつけておきましょう。途中で何らかの刺激を受けて気が散ってしまったり、やることを忘れてしまうことがあります。そういった時でも元の経路に戻れるようにやることリストに優先順位をつけておきます。

3:声に出しながら理解させる

復唱しながら文字を覚えるなど、声に出しながら学習することで物事の理解を深めます。学習だけに限らず、やろうとしていることを声に出すことでそのことに集中しやすくなります。集中力を高め注意を引きつけるのにも役立つでしょう。

4:事前に声掛けをする

次の行動に移る際は、事前に声掛けをしておきましょう。ワーキングメモリが低い子どもや発達障害の子どもはいきなり行動を変えられてしまうとパニックになってしまうことが多いです。

 

事前に声掛けする際も、視覚で情報を入れておくことでより理解しやすくなるでしょう。

5:段階的に学習する

学習する際は一気に学ぶのではなく、段階的に学習しましょう。話をするときや問題を解く時は、一気に理解するのが難しいので、段階的に区切ってどこまで理解できたのかを確認して、理解できたら次に進むようにしましょう。

6:日々のルーチンを積み重ねる

子どもの興味や関心を引くようなアクションを取り入れつつ、日々のルーチン積み重ねていきましょう。毎日繰り返すことで長期記憶に置き換えられ、物事を習慣化していくことができます。日々のルーチンワークは子どもの発達状況を考慮しながら段階にあったものを取り入れましょう。

7:子どもの不得意な部分を理解する

子どもの不得意な部分を理解することで、状況に応じた対応ができたり、対策を立ててサポートすることができます。また、ワーキングメモリを鍛えるためのツールを取り入れる際も、不得意なところを理解しておくことで適切なツールを使うことができるでしょう。

ワーキングメモリを鍛えるためツール

子どもに「指示をしてもすぐに忘れてしまう」や「読み書きが苦手そうだ」といったことが思い当たるのであれば、ワーキングメモリを鍛えるためのツールを使ってみても良いでしょう。

 

ワーキングメモリを鍛えながら「聞く・話す・読む」力を伸ばすオンライン学習ツールもあります。オンラインで先生とコミュニケーションを取ったり、動画を活用することでモチベーションアップにも繋がります。

 

オンラインで学習するので、今後必要なオンラインのスキルも同時に身につけることが出来るでしょう。

発達障害とワーキングメモリの関係について理解を深めよう

ここまで発達障害とワーキングメモリの関係や、ワーキングメモリが低い子どものサポートポイントなどについて紹介してきました。ワーキングメモリが低いからといって必ずしも発達障害ということではありませんが、関連性や共通点は見られました。

 

ワーキングメモリが低いと忘れっぽかったり、読み書きが苦手だったりと日常生活で困難が生じることがあります。本人は難しいと感じていることを周りから強要されたり、できないことを責められたりすると苦しんでしまうこともあるでしょう。

 

しかし、周りの理解やサポートがあることでそういった困難や苦しみを軽減することができます。特徴を理解した上で、ツールの活用を工夫してみたり、段階にあった鍛え方を取り入れてみましょう。

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