子離れできない親に見られる特徴18選|対処法と子供への影響を解説
育児
2021.04.02
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子離れできない親の特徴18選
子離れできない親には、いくつか特徴が挙げられます。子供のことを思うあまり、自分では気付かないところで、子離れできない親と似た傾向にある可能性もあります。子供の成長を妨げないように、以下の特徴についてしっかりと理解しておきましょう。
1:子供に過度な期待をしている
自分の子供には、色々なことができてほしいと思う親は多いでしょうが、子離れできない親はそれが行き過ぎて、子供にとってプレッシャーになってしまいます。
例えば、テストでは絶対に100点を取ってくることを求めたり、子供が得意なことを見つけた時には、将来そこを伸ばしていけるように練習や勉強を必要以上に求めたりすると、子供は自分のためではなく、「親のために頑張らないと」と考えるようになってしまいます。
子供は親から向けられている気持ちに対して敏感なため、過度に期待すると子供は重く感じてしまうのです。
2:過保護すぎる
小さい頃は、急に走り出したり、椅子やテーブルによじ登ったりと目が離せないため、転ばないように手をつないだり、危ないものは触らせないようにしたりしたことでしょう。
しかし、子離れできない親はある程度成長してもまだそのようにしている方も多く、少々過保護すぎると言えます。子供には失敗や挫折をしてほしくないと思うものですが、何でもうまくいくということはそうそうありません。
傷つく前に助けてあげるのではなく、何か困難なことがあってもそこから学んでいくことが大事なのです。
3:何に対しても過干渉
過保護と同じように、過干渉すぎるのもよくありません。ああしろこうしろと意見すると、自主性がなくなったり、子供に鬱陶しいと思われたりする原因になりかねません。
子供の様子が気になる場合は、「大丈夫?」「何かあったら言ってね」など、見守る姿勢を見せるといいでしょう。
4:自分の考えを子供に押しつける
子供がなにかしたいことがあっても、自分の価値観を押し付けて、それはやめたほうがいいと言ったり、今のうちにこれをしておきなさいなどと言ったりすることはありませんか。
子供も自分で考えられる歳になったら、自分のことは自分で判断して行動するようになります。アドバイス程度に言うのはいいですが、「〜しなさい」などと命令口調や威圧的に言うのは、子供の自立の妨げになるので避けましょう。
5:子供が生きがいになっている
子離れできない親には、「子供がいないと生きていけない」という風に子供に依存しているタイプがいます。子供のその日の行動を把握しておかないと気が済まないという風になってしまうと、子供は窮屈に感じてしまう可能性があります。
子供のことは何でも知っておきたいと親が思っても、特に思春期になると、自分のことを話したがらなくなったり、距離を置きたいと思ったりする子供もいるため、親が精神的に自立する必要があります。
6:子供を甘やかしてしまう
子供に頼まれて、つい何でも言うことを聞いてしまうと、それは子供のためにはならず、ただの甘やかしになってしまいます。
これをしたくない、あれが欲しいなどの欲求をそのまま呑むといつまでも自立ができません。
まず理由を聞いたうえで、納得のいくことであれば手助けしてあげるようにし、そうでなければ克服できるよう一緒に考えたり、条件を付けたりし、頑張れるようにしてあげるといいでしょう。
7:厳しいルールを強いる
小さい頃は外に遊びに行く時間が長いと、それだけ危険な目に遭う確率も多いので、防犯や事故防止のためにも門限を決めて守るようにさせている方も多いでしょう。
しかし、子離れできない親にはその頃のルールを大きくなっても強いるケースがあります。門限のほかにも、漫画やアニメは禁止、携帯は決まった時間しか触らせないなど、厳しい制限をかけ、縛りつけようとするのです。
これは子供のためというよりは、自分が安心したい、子供を支配したいといった気持ちのほうが強く出ているため、子供には何のメリットもありません。
8:子供がするべきことまでやってあげる
十分自分でできることなのに、つい手出ししてしまうことはありませんか。例えば、服を脱ぎっぱなしで置いてあるのを親が片づけたり、明日の準備をしてあげたり、これらは、自分ですべきことです。
注意して不機嫌になられたら嫌だとか、忘れ物があったらかわいそうなどと思ってやってあげても本人のためになりません。先回りしてやってしまうと、自分ですべきことも誰かがやってくれるからいいと他人任せになってしまうので、きちんと自分でやらせるようにしましょう。
9:子供同士の問題に仲裁に入る
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