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子供がいじめられたらどうすればいい?行うべき対処法などを紹介

子供がいじめられたらどうすればいい?行うべき対処法などを紹介

自分の子供がいじめられたらどう対処する?

子供は「いじめられた」と自分から言うことはありません。そのため保護者がいじめに気がついたときは、いじめが始まってからずいぶんと時間が経過していた、ということがよくあります。また子供が不調を訴えるようになってから気がつくこともあるようです。

子供がいじめられたら保護者は焦ってしまいますが、慌てていじめ問題の対応をすると子供にとって良い結果とならないことがあります。では子供がいじめられたら保護者はどのような対処法をとるべきでしょうか。

子供がいじめられた際に行うべき6つの対処法

子供がいじめられたら保護者にできることは何でしょうか。子供がいじめられたら、いじめを最短で解決に導くために保護者がとるべき行動があります。子供がいじめられたら保護者が取るべき行動をご紹介します。

対処法1:証拠を集める

いじめられていることを保護者に知られたくない子供もいるため素直に話してくれるかどうかは分からなくても、いじめられているのではと思ったときまず子供に話を聞きましょう。

子供から話を聞くのはいじめられているかどうかの確認だけでなく、いじめの問題点を明確にするためにも必要なことになります。

子供から話を聞くだけでなく他にもいじめの証拠となるものを集める必要があります。いじめの証拠となるものは子供からの証言の他に、いじめにより壊された勉強道具や洋服、クラスメイトや保護者からの証言、日記などです。

子供に対して感情的にならない

子供がいじめられたら子供からいじめについての話を聞くことになりますが、そのとき子供に感情的にならないよう注意が必要です。

感情的になってしまい責めるような口調で話をすると、子供はいじめのことについて話してくれなくなります。いじめられたことは子供にとって忘れてしまいたい出来事です。それについて勇気を出して話しています。

そのため子どもからいじめについての話を聞く時は、感情的になって責めるような口調とならないように気をつけましょう。そして子供の心に寄り添うようにし、何があっても味方であることを子供に伝え、ゆっくりじっくり子供の話に耳を傾けるように心がけましょう。

いじめの被害内容をまとめておく

子供がいじめられたらどのようなことをされたのか被害内容をまとめておきます。まとめておくことは子供から聞いたいじめについての話や、保護者がいじめられているのではないかと思った出来事、友達からの証言などです。

こうしたいじめの証拠を紙に書き出しリストアップしておきます。SNSなどネットを使ったいじめの場合はスクリーンショットを撮るなどしておきましょう。他にもノートや教科書などに落書きや傷がある場合も、いじめがあった事を裏付ける証拠になります。

対処法2:調書を学校へ渡す

子供がいじめられたら怒鳴り込みたくなる気持ちは分かりますが、感情的に学校へ電話しないようにします。いじめられたとき保護者に求められるのは冷静な対応能力です。

そして口頭でのやりとりは証拠が残らず、「言った」「言わない」という水掛け論になることもあるため避けるべき行動となります。

学校へ相談するときの適切な対応は子供から聞き取ったいじめの話など証拠を書面にし要望書として学校へ渡すことです。要望書を提出すれば口頭での話し合いのときに起こるトラブルを回避できます。

また何回も同じ話し合いをせずに済み、話し合いの場にいなかった他の先生へ周知させることも可能です。要望書はコピーを学校側へ渡すようにしましょう。

対処法3:子供の様子を見る

子供がいじめられていると感じたら子供の様子を見ることも大切です。子供は自分からいじめられていることを保護者に言いません。子供が学校に行きたくなさそうな態度を取るなど悩んでいる様子が見受けられたとき、子供はいじめられていることがあります。

また子供の様子を観察して持ち物や子供自身に傷がある場合は、早めに学校へ相談する必要があります。

対処法4:学校と敵対しない

いじめの相談を学校へするときに学校と敵対しないように気を付けます。最初に相談するときの行動を間違えてしまうと、その後の交渉が難航することが考えられるためです。

学校はいじめた側いじめられた側どちらにつくこともしません。そのためいじめられた側にとっては理不尽に映ることでしょう。しかし学校にとってはどちらも同じ学校に通う生徒になります。

いじめの相談をするときは被害者として話すのではなく、学校のスタンスに理解を示し保護者としてどのようにすれば子供たちによい環境を提供できるのかといった、学校へ協力する姿勢を見せることが大切です。

冷静に具体的な交渉をする

学校と交渉するときは冷静に具体的な交渉をします。通るかどうかわからなくても、交渉時に要望を学校へ伝えることは大切なことです。

例えばいじめた側といじめられた側の事情聴取の要求、いじめた側へのペナルティ、クラス内におさめず学年や学校全体の問題としてとらえてもらう、いじめられた側への具体的なフォロー内容、今後いじめが起きないようどういった対策をとるのか、といった要望を出します。

交渉後、学校から何らかのアクションがあった場合は忘れずに感謝の意を伝えるようにします。要望を出すときは落としどころも考えておきましょう。

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